雪玉の攻防

業間時間に雪遊びができた昨日。
2・4・6年生の子どもたちが,存分に遊べました。

先週の雪の日は,1・3・5年生は遊べたのですが
昼休みには雪が無くなってしまったので
かわいそうなことをしました。

でもこれで,全学年が雪で遊べたので,ほっとしています。

さて,白い帽子をかぶり
雪玉の一斉攻撃を受けているのは,咲希先生です。
まるで,1年前の光景を見ているようでした。
当時の4年生とも,同じように戦っていましたから(笑)。

子どもたちに追いかけられ,逃げる咲希先生。
しかし多勢に無勢,あっという間に取り囲まれ・・・。
私は,流れ弾?に当たらぬよう
気を付けながらカメラを向けていました。

息をはあはあと吐きながら
「6年生って,やっぱり力が強いですよねえ。
 4年生も凄いって思いましたけど,全然違うんですよ。
 雪玉が当たると痛くって」
と,話してくれた咲希先生。

「痛さも愛だぞ!」なんて
トンチンカンなことは,さすがに言わなかったけれど
子どもと一緒になって遊んでいる姿は,まさに愛そのもの。

卒業を控えた子どもたちにとっても
すてきな思い出ができたと思います。

「校長先生!」
雪玉を隠すように
にこにこしながら近づいてくる6年生の女の子。
「あっ,遠慮する遠慮する。気にしないで。
 これねえ,フリじゃないぞ!」
と,逃げきったと思ったら
近くで見ていた4年生男の子たちが
にやりとして,雪玉を投げるふりをしてきました。

危ない,危ない。逃げるが勝ちです(笑)

こんなにも無邪気で,素直な子どもたち。

あっという間に,業間時間は終わってしまいました。

P1180001.jpg P1180003.jpg P1180005.jpg

P1180006.jpg P1180007.jpg P1180012.jpg

今日は大崎八幡宮のどんと際,裸参りの日です。

例年,第一中学校の皆さんと共に参加している
八幡小にとっては,大切な行事の一つでもある裸参り。

昨年度は,コロナ禍の影響で,早々に参加を取りやめました。
今回は,参加するために準備を進めていましたが
年が明けてからのオミクロン株の影響もあり
急遽,今年度も不参加を決めた次第です。

奉納するはずだった祈願板の一文字は「愛」としました。

写真は,郡山小学校長として昨年度末に退職された
元八幡小教頭の小野寺 東史 先生に書いていたただいた書です。
奉納が出来なかったので,職員玄関に飾らせていただきました。

教育の原点は愛である。
これは私が学校経営を示す際に,最初に出てくる一文です。

コロナ禍の今,私たちは多くのことを学んでいます。
日常の当たり前が,いかに有り難いことなのか。
人と直接語り合い触れ合うことが,いかに心に潤いをもたらすのか。 
どれだけたくさんの人に支えられ生きているのか。

ヘレン・ケラーは,次のような言葉を残しています。
「この世界で最も美しいものは
 実は見えたり聞こえたりするものじゃなく
 心で感じるものなんじゃないでしょうか」と。

まさに,愛そのものですよね。

何かが出来るとか,出来ないとか
何かがあるとか,無いとか・・・。
そんなことは一切関係なく
子どもは,そして人は,存在そのものが素晴らしいのです。
存在そのものが美しいのです。

これが教育の原点であると,私は思っています。

「理想論を語るな。現実はどうなっているんだ」
こう,お叱りを受けることは承知しています。
力及ばずであることも,心からお詫びいたします。

しかし,教師が理想を語らなくなったら終わりではないでしょうか。
教師が夢を語らずして
子どもたちに夢を持たせることは,できるのでしょうか。

愛のある学校を実現すべく,最後まで努力して参ります。
ご理解とご協力を,心からお願い申し上げます。

P1130004.jpg P1130005.jpg P1130006.jpg

登校の時間帯。
ふと校庭を見ると・・・。

ほぼ雪が溶けてしまった校庭には
昨夜の冷え込みでできた無数の氷がありました。
それは,足跡の形だったり水たまりの形だったり。

するとなぜか,いや当然のごとく?
子どもたちの注目は,足元へ向かいます。

校庭のいたるところで,皆同じような動きをしている子どもたち。
それが,なんとも言えずかわらしいのです。

かがとを使って氷を割っています。
中には,振り上げた足の勢いそのままに
後ろに転んでしまう子もいるほど。

ちょっと大きめな水たまりの上では,スケートの真似をしている子も。

「校長先生,ほら,めちゃくちゃきれいな氷。
 校長先生の顔,見えるよ!」
氷をレンズに見立てながら,私に話しかけてきた男の子。

そう言えば子どもの頃
軒先にできた氷柱を,なめたことがあったっけ。
当時の私にとっては,太陽の光に反射する氷柱は
それはそれは美しい氷だったのですが・・・(笑)

そんなことも思い出しました。

無邪気に遊ぶ子どもたちの姿に,童心に戻れました。
太陽の光と,朝の冷たい空気に触れながら
清々しい気持ちで満たされたひととき。

まさに,教師冥利に尽きる一瞬です。

P1130015.jpg P1130016.jpg P1130017.jpg

P1130018.jpg P1130028.jpg P1130034.jpg

子どもたちにとっては,待ちに待ったこの景色。
校庭はあっという間に銀世界となりました。

2時間目の休み時間。
そこには,1・3・5年生の嬉しそうな
顔・顔・顔!

積雪にしたら,わずか数センチなのですが
もう十分とばかりに,雪玉をつくっては投げ合っています。

昼休みになると,校庭の半分くらいは
地面が見え始めてしまいました。
雪だるまを作るには,まだまだ足りません。

いつも思います。
子どもたちが遊ぶ場所にだけ,雪が降ってくれと。
雪遊びは,冬しか出来ませんからね。

一昨年の冬のように,校庭にたくさんの雪が積もり
子どもたちと先生が一緒になって
大はしゃぎする光景を,もう一度見てみたい。
そんな気持ちでいっぱいです。

立派な遊び道具がなくても,楽しい事ってたくさんあるよ。
寒さなんて関係ないよ。
こう思える子は,たくさんいます。
時代に関係なくいます。昭和の子どもの特権なんかではありません。

雪は,まさにそれ。
せめてあと1〜2回,子どもたちが存分に雪遊びが出来ますように。

P1120005.jpg P1120008.jpg P1120011.jpg

目標に向かって

明けましておめでとうございます。

朝会での話です。

新年を迎えて,皆さんはおそらく
「今年は,これをがんばろう」とか
「卒業までに,修了式までに,これをがんばろう」
といった目標を立てたと思います。

さて,これを見てください。

下がスタートです。
一直線に,上のゴールまで線が伸びていますね。
スタートしてから,一番短い距離で目標を達成しています。

最高の結果です。
もし,こんな具合に目標を達成出来たら,嬉しいですよね。

もう一つはこちらです。
スタートしてから右に行ったり左に行ったり,思うようにはなりません。
後戻りまでしています。
こうして,やっとのことでゴールし,目標達成です。

皆さんは,どちらの経験がいいですか?

途中で,何のトラブルもなく
迷うことも,落ち込むこともない青のテープ。
かたや,思うようにいかない赤のテープ。

きっと,ほとんどの人は,青のテープですよね。
では,この赤のテープのように
あっちに行ったり,こっちに行ったり
時には後戻りしてしまうのは,無駄なことなのでしょうか。

みなさん,どう思いますか?

この赤のテープを,伸ばしてみますね。
すると,これだけ伸びました。くねくね曲がった分です。

この伸びた分は
悔しい思いや不安な思い,もう嫌だという気持ちになった分です。
決してうれしいことではないけれど,それだけはないはず。

辛い思いをしている時
友達や先生に,励ましてもらった喜び。

昨日できなかったけれど
ほんの少しだけど,できるようなった感動。

悔しい気持ちが強ければ強いほど,喜びは大きくなります。

寂しい気持ちが,大きければ大きいほど
人の優しさを,より強く感じられます。

だから,この右に行ったり左に行ったり
時には後戻りしてしまう経験は
無駄どころか,皆さんにとっては素晴らしい経験なのです。

ですから,最後まであきらめないでください。

上手くいかないことがあっても
「ああ,今とってもいい経験をしているな」と思ってください。

そして続けるのです。
そうすれば,必ず目標は達成されます。(ココマデ)

目標を立てるのは簡単です。
それを続けるのは,かなり難しいことです。
私は,くじけてしまったことが何度もあります。

不安やあきらめの気持ちが顔を出すと
もうそれだけで逃げ出したくなる。

隣にいるあの人は,上手くいっているのに・・・と
自分を責める。

子どもたちが,もしそうなったとしても
「大丈夫だよ」
と,声をかけられる大人でありたいなと思っています。

2022年がスタートしました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

P1110001.jpg P1110002.jpg P1110003.jpg

「ありがとう」探し

冬休み前の朝会で,以下の話をしました。


1年前の今日,1年生の人は幼稚園や保育園に通っていました。
2年生の皆さんは1年生。6年生の皆さんは5年生。
他の学年の人たちも,一つ前の学年でしたよね。

そして1年が過ぎました。
全員一人残らず,成長しました。
頑張りましたね。

令和3年も,あと8日で終わりを迎えます。

12月31日の大晦日。
ぜひ,皆さんにしてほしいことがあります。

今年1年を思い出してほしいのです。
ただし,「ああ,腹が立った」「いやだ」「つらかった」ではなく
「ありがとう」を見つけてほしいのです。

「ええ,そんなのないよ」と言う人がいるかもしれませんね。

でも,案外そうではないかもしれませんよ。

私は,つい最近まで,足を怪我して松葉杖をついていました。
足がはれて痛くて痛くて大変でした。
これ,とっても嫌で苦しいことでした。

でも「ありがとう」も,ちゃんとあったのです。

松葉杖をついて歩いている姿を見て
「校長先生大丈夫ですか?お大事にしてください」って
たくさんの人たちが声をかけてくれました。
皆さんや,先生方,皆さんのおうちに人たちです。
足が痛くて大変だったけれど
その度に,嬉しくて嬉しくて,心がとても温かくなりました。

だから,私にとっては
怪我をしてしまったことも「ありがとう」の1つになります。

さあ,皆さん。
いったい,いくつの「ありがとう」が見つかるでしょうか?
ぜひ,12月31日の夜に
おうちの人と一緒に「ありがとう」を出し合ってほしいなと思います。
                        (ココマデ)

江戸の人々は,除夜の鐘を聞きながら

「今年食べた,七つの美味しいもの」
「今年体験した,五つの悦び(楽しかったこと・幸せだったこと等)」
「今年出会った,三人の素敵な人」

を,家族で出し合ったそうです。
これを,七味五悦三会(しちみ ごえつ さんえ)と言います。

とっても素敵な時間ですよね。
皆様もぜひ「ありがとう」を出し合ってみては,いかがでしょうか。


保護者の皆様,地域の皆様

コロナ禍での1年が,終わろうとしております。
皆様には,例年以上に,ご心配やご迷惑をおかけしてしまいました。

それにも関わらず
本校の教育活動に,多大なるご理解とご協力を賜りましたことに
あらためて,御礼申し上げます。

ありがとうございました。

今後とも,どうぞよろしくお願いいたします。

白はと交流会

1年生と6年生。2年生と5年生。3年生と4年生。
これらの学年の組み合わせで,クラス毎に交流会を持った今月。

体育の授業でも行っている「ティーボール」なのですが
たてわりでの交流となると
校庭から聞こる子どもたちの歓声が,不思議と大きくなるのです。

6年3組と1年3組の最初のプログラムは
「進化ゲーム」でした。
二人組のじゃんけんからスタートです。

どんなペアになったと思います?
全てのペアが見事に,6年生は6年生,1年生は1年生でした。
微妙な空気感・・・。
互いの遠慮が,痛いほど伝わってきます。

でも,それは最初だけ。
時間が経つにつれて,子どもたちは学年に関係なく
楽しそうに遊び始めました。

本来なら,入学式の翌日から
6年生は1年生の教室へ出向き,お世話をします。
校歌を教えたり,読み聞かせをしたり,ゲームをしたり。
こうして,不安いっぱいの1年生は
6年生のお兄ちゃん,お姉ちゃんによって
学校生活に馴染んでいくわけです。

コロナ禍によって,こうした活動がストップしている2年間。
児童会の祭り(白はとまつり)も,同様です。

それでも,何か出来ないのか?
担当の先生方が考えた結果が,この「白はと交流会」でした。

子ども同士の関わりの大切さを,あらためて実感しています。
しかも,画面を通してではなく
直接,子どもたちが触れ合いを持つことの素晴らしさを。

PB290334.jpg PC140003.jpg PC140004.jpg

PC140006.jpg PC140009.jpg PC160021.jpg

あっという間に

「え〜,楽しい時間はあっという間に過ぎちゃうよ」
「時よ,戻って!」

子どもたちに,こう言わしめたは
2年2組の輝先生が行った
「あなのむこうはふしぎなせかい」という図工の授業です。

前時に描いた,自分の大好きな世界。
そこは,野原や森や虹といった自然があったり
ロケットや宇宙が描かれていたり・・・。
そこにぽっかりと空いている穴が一つ。

小さな自分を手に持ち
友達が描いた世界で,思い思いに遊ぶ子どもたち。
こうして様々な世界に触れることで,個々の発想がさらに広がります。

実はこの活動は,次の活動の布石になっているのです。

「これからみんなは,穴を通って,違う世界に行きますよ。
 どんな世界に行ってみたいのかな?」
こう問いかける輝先生の言葉に
楽しそうな世界を,次々と答える子どもたち。
先ほどの,交流が活きています。

気持ちが最高潮に盛り上がっている,その時
「では,画用紙を裏返して描いてごらん」のひと言。

すると,教室はあっという間に静まりかえり
子どもたちは夢中になって,もう一つの世界を描き始めました。

その後,子どもたちの交流が再び始まったのです。
固定されたグループではありません。
各々が,いろいろな友達と自然な形でつながり合い
楽しそうに遊んでいます。

「はい,じゃあ席に戻って」という
担任のひと言に返ってきたのが,冒頭に示した言葉でした。

「お友達の世界で遊んでみて,みんなどんな気持ち?」
「楽しかった!」「もっと遊びたい!」
「そうだよねえ。先生も遊びに行って,とっても楽しかったよ。
 じゃあさあ,誰かお友達の世界を紹介してくれないかなあ」

輝先生がこう投げかけると,子どもたちが次々と答えます。
発表する子も名前を出された子も,みんなとっても素敵な笑顔!

目の前の物を,本物そっくりに描写できる力も大切ですが
それと同時に,子どもの自由な発想を生かし
しかも,友達との交流を通して
さらにその世界を広げ,深める今回ようなの力も
ぜひ,子どもたちに味わってほしいと思っています。

子どもたち同士の温かな雰囲気が伝わってきた
楽しく,素晴らしい時間でした。

PC170004.jpg PC170005.jpg PC170006.jpg

PC170007.jpg PC170008.jpg PC170009.jpg

PC170013.jpg PC170014.jpg PC170015.jpg

PC170017.jpg PC170019.jpg PC170020.jpg

筆を持つ

書きぞめの練習をしているのは,4年1組の子どもたちです。

筆を手にして字を書く機会。
これは,習字を習っていない子にとっては
学校での授業のみと言ってもいいでしょう。

私たち大人でさえ
筆ペンを使うことすら,めずらしい時代です。

時代にそぐわない?

いいえ,それは違います。
筆を持つことが希な時代だからこそ
子どもたちに日本の伝統ともいうべき
筆の文化に触れさせることは,大切だと思うのです。

書写の時間のねらいには,文字の組立て方を理解し
形を整えて書くことなどがあります。
もちろん,これらを達成するための時間なのですが
筆・墨・硯などの日本の伝統文化に触れる時間でもある
と思っています。

2時間連続での書きぞめの練習でした。

微かな墨の香りと,静寂に包まれた教室。

子どもたちは,筆に墨をふくませ穂先を整えます。
そして,いざ書き始めようとする瞬間
また筆を硯に戻す子・・・。
たった二文字を書くだけなのに
書き終えると,ふうーっと息を吐き出す子もいます。
ものすごい集中力です。

笑い声や,身体を思い切り動かす楽しさはありませんが
自分と向き合い,自分と対話しながら進める
このような時間もまた
子どもたちには,必要だと思っています。

だからこそ,無くしてはならない大切なものを守り
子どもたちに伝え続ける使命が
学校にはあるということを
私たち教師は,忘れてはならない。

今,強く思っています。

PC150001.jpg PC150002.jpg PC150003.jpg

PC150004.jpg PC150005.jpg PC150006.jpg

PC150010.jpg PC150012.jpg PC150014.jpg

交流会

昨日,6年生が堺市立市(いち)小学校の6年生と
交流会を持ちました。

互いにすずめ踊りを大切にしている学校です。
今回の交流は
すずめ踊りをもとにした創作ダンスを披露し合うこと。
もう一つは,場所を教室に移し
グループ毎に交流を深めることの二本立てでした。

子どもたちは,学習発表会で演技したダンスを
二クラス同時に,体育館いっぱいに広がっての披露です。

アレンジの違いがより一層浮き彫りになり
集団の力の深まりを実感できた,まさに圧巻の演技でした。

教室でのグループ交流では
はじめは互いにぎこちないやり取りがあったけれど
それも,ほんの数分の出来事。
すぐに,旧知の仲のような雰囲気になり
どのグループも笑い声が絶えません。

ご当地クイズを出し合ったり,方言の違いを出し合ったり
最後の方では
ほぼほぼ,アドリブでのやり取りになっていました。

子どもって,本当に凄いですね!

将来,子どもたちが成長し
大学生活や社会人としての生活の中で
「えっ!まさかあの時の!?」
なんていう出会いが,絶対にないとは言えませんよね。

むしろ,「奇跡よ起きてくれ!」と,願ってしまう私がいます。
画面を通してしか知らなかった人と
手を取り合って再会を喜べたら,最高じゃないですか。

わずか1時間足らずの交流会でしたが
子どもたちの心に残った思い出は
何時間分にも匹敵する思い出だったと思います。

交流会のためにご尽力いただいた関係者の皆様に
あらてめて,心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。

PC160032.jpg PC160034.jpg PC160036.jpg

PC160045.jpg PC160049.jpg PC160051.jpg

PC160056.jpg PC160057.jpg PC160064.jpg

1/29 >>