仙台高校基金留学

はじめに

 仙台高校では、その創立50周年記念事業として、同窓会が「これからの日本人は視野を広げなければならない、後輩を短期海外留学に派遣し、若いときに他国の文化を肌で感じる経験をさせたい。」という考えで会員の寄付を募り、基金を創設しました。

      

基金留学の歴史

 第1回の基金留学では平成8(1996)年、アメリカのジョン・ウェースリ・ノース高校への派遣でした。その後、第2回から第9回までこの高校へ派遣してきました。第8回基金留学が行われた年には、正式に本校とノース高校の姉妹校として結ばれました。同年4月、本校に国際理解部が発足しました。7月29日〜8月9日の12日間、ノース高校野球部生徒21名、ノース高校教頭Davis氏をはじめ、野球部コーチHudo TomTokiさん他3名が訪れ、本校生徒会、ボランティア生徒による歓迎会、本校硬式野球部との親善試合、本校ボランティア家庭による4日間のホームステイ等、一層両校の親睦が深まりました。

 平成19(2007)年の第10回基金留学はカナダのウェリトン・セカンダリー校へ派遣しました。この回から参加者が増えて、4〜7名だった人数が16名になりました。

 そして、第11回基金留学はオーストラリアのメイトランド・クリスチャン・スクールを訪れました。学校ではホームステイ先の生徒とともに現地の授業に参加しました。また、3日間に渡り本校生徒のみ対象とした英語授業も受け、充実した学校体験と交流ができました。

 今後は、今まで築かれてきたことを土台として、国際理解部が中心となりさらなる両校の友好関係を発展させていくべく、部活交流も含めて多様な交流が予定されています。

第1回から第9回まではアメリカ合衆国、第10回からは他の地域で実施し、参加者も増えました。
以下、これまでの派遣先、参加者数、引率者数を掲載します。

第1回  平成 8年(1996年) 3月23日〜4月5日  

派遣先:ジョン・ウェスリー・ノース高校(アメリカ合衆国カリフォルニア州)

  参加生徒5名 引率:3名

第2回  平成 9年(1997年) 3月23日〜4月5日 

派遣先:ジョン・ウェスリー・ノース高校(アメリカ合衆国カリフォルニア州)

  参加生徒4名 引率:2名

第3回  平成10年(1998年) 3月23日〜4月5日

  派遣先:ジョン・ウェスリー・ノース高校(アメリカ合衆国カリフォルニア州)

  参加生徒4名 引率:2名

第4回  平成11年(1999年) 3月23日〜4月5日 

 派遣先:ジョン・ウェスリー・ノース高校(アメリカ合衆国カリフォルニア州)

  参加生徒4名 引率:2名

第5回  平成12年(2000年) 3月23日〜4月5日

  派遣先:ジョン・ウェスリー・ノース高校(アメリカ合衆国カリフォルニア州)

  参加生徒4名 引率:2名

第6回  平成13年(2001年) 3月23日〜4月5日

  派遣先:ジョン・ウェスリー・ノース高校(アメリカ合衆国カリフォルニア州)

  参加生徒5名 引率:2名

(平成14(2002)年は同時多発テロの影響で中止しております)
第7回  平成15年(2003年) 7月 7日〜7月21日

  派遣先:ジョン・ウェスリー・ノース高校(アメリカ合衆国カリフォルニア州)

  参加生徒5名 引率:2名

第8回  平成16年(2004年)10月 5日〜10月19日

  派遣先:ジョン・ウェスリー・ノース高校(アメリカ合衆国カリフォルニア州)

  参加生徒7名 引率:2名

第9回  平成17年(2005年)10月 3日〜10月15日

  派遣先:ジョン・ウェスリー・ノース高校(アメリカ合衆国カリフォルニア州)

  参加生徒5名 引率:2名

第10回 平成19年(2007年) 3月29日〜4月5日

  派遣先:ウェリントン・セカンダリー校(カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州)

  参加生徒16名 引率:2名

第11回 平成20年(2008年) 3月13日〜3月20日

  派遣先:メイトランド・クリスチャン・スクール(オーストラリア・NSW州)

  参加生徒16名 引率:2名

第12回 平成21年(2009年) 3月12日〜3月20日

  派遣先:ケリービル・ハイスクール(オーストラリア・NSW州)

  参加生徒12名 引率:2名



仙台高等学校留学基金運営による留学生派遣規約


第一章 総則

第1条 (目的) 本規約は、つぎに掲げる目的に基づき、仙台高等学校創立50周年記念行事の一環として、同窓会の募金及び財団法人教育振興会(以下、単に「教育振興会」という)記念事業基金の利子により、本校に在籍する生徒の外国への短期間留学に関して、必要な事項を定めるものである。

1. 世界の人々が地球的な視点に立ち,相互理解と協調の関係を築くことが必要である中にあって、共通の人間性を有し、異なった価値観や行動様式に対する理解と尊重の精神を培うことが必要であること。

2. 前号のみならず、共通の課題の解決に向かって共に努力し、行動できる人間としての実践的態度を育てることが必要になってきたこと。

3. 国際化が進行する仙台市ないしその周辺地域の一市民として、国際社会の中で主体的に生きる人間としての在り方生き方について自覚を深め、行動できるようになること。

4. 本校においても、安易に流れやすい日常的な環境を脱して、外国の高校教育を体験し、異文化の中に仙台高校の代表として入る経験を持つことにより、自己を確立し、人格の向上をはかること。

5. 以上の目的ないし成果の達成を企図し、仙台高等学校の特色として位置づけ、今後の発展に資すること。

第2条 (協力) 前条の目的を達するために、PTA、同窓会、教育振興会並びに全職員の共通理解に努めると共に、仙台市教育委員会の協力・援助を求めることができる。

第二章 運営、施行

第3条(校内での運営機関) 本校における本規約の留学生派遣制度を運営するための機関は国際理解部とする。

第4条 (運営、施行) 国際理解部は、校長の承認のもと、下記の事項を行い、本留学制度を円滑に運営、施行する。

1. 留学先の検討    

2. 留学時期の検討       

3. 留学生の募集

4. 留学生の選考   

5.留学生の事前指導  

6. 留学生の事後指導

7. その他本事業の目的を達成するのに必要な事項

第三章 留学先

第5条 (留学先の検討)

1.留学先は,国際理解部が検討する。

2. 留学地は,仙台市との姉妹諸都市及び国際理解部が原案を作成し、職員会議の協議を経て、校長が適当と認めたところとする。

第6条 (留学先の学校)

1.留学先の学校は正規の後期中等教育機関とする。

2. 国際理解部は、留学生の教育効果及び安全等を考慮し,前項の教育機関との連絡・協議等を行う。

第四章 留学の時期

第7条 (留学時期・期間)

1.留学時期は,原則として3月末から4月はじめにかけての春休み期間とする。

2. 留学の期間は,原則として8日間以内とする。

第五章 募集

第8条 (時期) 募集の時期は,原則として夏期休業前の一定期間とする。

第9条 (手続き) 募集は,所定の用紙に必要項目を記入し、本人及び保護者連署のうえ, 校長宛てに提出する。

第10条 (募集対象者・定員)

1.募集対象者は, 1, 2学年生とする。

2.募集定員は,20名を上限とする。ただし, 1年次で留学した者は2年次に応募できない。

第六章 選考

第11条 (選考担当) 選考は,国際理解部と応募生徒のホームルーム担任及び当該学年の主任が行う。

第12条 (選考方法) 選考は面接,本人の作文等により行う。

第13条 (選考基準) 選考に際しては、次の各号に留意する。

1. 本人並びに保護者の動機、目的意識等において意欲的であること

2. 人物、成績、健康状態が良好であること

3. その他、学校生活全般において良好であること

第七章 留学生の引率

第14条 (留学生の引率の決定) 留学生の引率については、校長が決定する。

第八章 留学事前指導

第15条

 1.(指導とその内容) 留学前の指導は、国際理解部が行う。
 2.留学前の指導内容は、国際理解部が作成して職員会議に報告する。

第九章 留学事後指導

第16条 (指導とその内容)

1.留学後の指導は、国際理解部が行う。

2.留学後の指導内容は、国際理解部が作成して職員会議に報告する。

第十章 費用

第17条(費用) 本規約により留学する生徒は、つぎの各号に挙げる費用のうち一部を補助される。

1. 渡航費用

2. 滞在費用

3. その他、留学の目的を達するのに必要と認められた費用

第十一章 報告

第18条 (報告)

1.前条までのことについて、必要に応じPTA、同窓会、教育振興会及び職員会議に報告する。

2. 前項に掲げる報告先から要求があったときも同様とする。

第十二章 改正

第19条 (改正手続き) この規約の改正は、職員および国際理解部から職員会議に提案され、職員会議の協議を経て、校長が認めたときに行われる。

附則

この規約は、職員会議での承認を経て、平成7年4月1日より、これを施行する。

平成21年5月21日 一部改正