【第3号】

温かさを通しての感動を

「子供を動かすのは感動」と言っても過言ではないと思います。どんな学習も活動も、子供の心が動かなければ本当に身にはつきません。教師は学校生活の中で、教科指導や生活指導を通していかに感動を与えるか(心を動かすか)に心を砕いています。
そして、子供が密かに一番望んでいる感動は、「温かさ」を通しての感動です。子供の願う「温かさ」とは、

  1. かかわってもらえる 愛される 聞いてもらえる 親切にされる
  2. ほめられる 認められる 信頼される
  3. 役割がある 役に立つ

温かさを通しての感動が、子供を本当に育てるのです。

○温かさに接したとき、子供は変わる。
○愛なくして育った子供は、憎しみに満ちた大人になる
○愛されたことのある者だけが、人を愛することができる。


家庭教育も全く同じだと思います。

 

運動会

今年の運動会は、土曜日に行われます。
また、各学年、短距離走・リレー・団体競技が行われますが、今までより表現領域が減ることになります。体力の増進やねばり強くやり抜こうとする気持ち、協力することの大切さを味わいながら、成就感や達成感を満たすことを目当てにしています。
練習・準備から本番までの体育の学習を通して、子供たちがそれぞれがんばっている姿や成長を感じ取っていただけたらありがたいです。

 

家庭訪問

運動会が終わると家庭訪問です。家庭訪問は担任がご家庭でのお子さまの様子を感じ取りながら、保護者の方のお考えや、思いなどをお話しいただき、お子さまのよさや可能性を共通のものにしていく大切な機会です。
短い時間ですが、意義あるものになるようよろしくお願いいたします。ご都合をうかがいながら、各担任が予定を調整してまいりますので、ご協力ください。

 

すっきりした木々

古城小の校舎の南側には10mはあろうかという背の高い木々がそびえています。教室が暗くなったり、電信柱に枝が触れるなど不都合も出てきたので、技師の相原さんが今、それらの木々を剪定しています。

相原技師さんが剪定してくださった桂や楠の枝は、子供たちの人気の的です。桂の木の皮をむいて、白く美しい木肌が出てくるのは感動ものです。香りもあり、彫り物材ともなる桂と楠。

〈相原さんのぼやき〉
皮むきいいんだけどしゃ。どこにでも枝を捨てられちゃこまんなあー。

 

剪定(せんてい)前 剪定(せんてい)後 剪定された木

 

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