【第4号】−平13.5.16−

「地域で子供を育てる三つの実践運動」
〜 文部科学省の提唱 〜

 文部科学省では,2001年を「教育新生元年」と位置づけ,「21世紀教育新生プラン」に基づき,家庭・学校・地域の連携を図りながら国民運動として取り組んでいます。 大人が子供にしっかりした範を示し教育に取り組んでいく姿を目で見える形で示すために,各家庭で『しつけ3原則』と呼べるものをつくる,そのきっかけづくりとして,次の3つが提唱されました。

きちんとあいさつする子供に育てましょう
 毎日の生活の中で,あいさつをするということは,相手を認め,相手を大切にする姿勢を示すと共に,親愛の情を表現するものであり,人間関係を円滑にする潤滑油です。 子供のあいさつは,第一には家庭の問題です。朝目が覚めたときの「おはよう」から始まって,あいさつし合うことにより心が通い合いますし,その様子から子供の心の動きも分かります。
また,地域ぐるみであいさつ運動に取り組むなど,地域全体で子供を見守り,お互いにあいさつする環境をつくっていくことは大変大事なことです。
きちんとした姿勢で過ごすことができる子供にしましょう
 最近の子供たちをみていると,歩行中に常に下を向いていたり,授業中顔を机に近づけて教科書を読んだり,辺り構わず道ばたに直に座ったりするなど姿勢の乱れが目立ちます。
身体の発達期に当たる子供たちにとって正常な背骨や視力維持からも大事なことですが,溌剌さや覇気などこころの姿勢にもつながってきます。家庭や学校できちんとした姿勢で過ごすことによって,子供たち自身の気持ちも意欲的積極的になるものですし,マナーやモラルという点からも非常に好感がもてます。
子供への読み聞かせや朝の読書運動などを進めましょう
 読書活動は,子供たちにとって想像力や思考力を身につけ,豊かな感性や情操そして思いやりの心を育む大切な営みです。 これからの情報化社会においての多くの情報の中で,情報・知識におぼれることなく,自ら考え,自ら問題を解決していく「生きる力」も読書を通してしっかり身に付いていくものと思われます。
 小さい頃からよく本を読んでもらったり,短い時間でも毎日読書をしていくことによって,子供は本好きになり,読書の習慣をつけていくものです。 家族全員で本に向き合う時間をもつようにしていきたいものです。

 

のっぽタンポポみ〜つけた!

古城小恒例の「のっぽタンポポみ〜つけた」が始まりました。すでに理科室の廊下には,今年の挑戦者の発見したタンポポが丈の長さを競っています。 こんな長いタンポポがあるのかと驚かされます。40cm〜50cm〜60cm〜なんと最高は3年生の探してきた80cmのものです。 まだまだこれから種を飛ばすときが,タンポポののっぽになろうとがんばるときですので,ご家族でのっぽ発見にチャレンジしてみてください ちなみに,過去最長タンポポは1m70cmでした。 のっぽタンポポって,どんな場所に生えているのでしょうね?

 

理科室の廊下の壁には、タンポポの茎が仲良く並んでせいくらべ。こんなに長い茎がこうして「気を付け」していると、とてもたんぽぽとは思えません。

 

 

こんな不思議み〜つけた!にもチャレンジを!!

と同時に,他の不思議や変わった植物発見にも目を向けてみてください。 たとえば,双子タンポポ,シロバナタンポポ,きざみの変わった葉っぱ等々タンポポ以外の発見も大歓迎です。 変化や違いに気付くこと,そしてその不思議さや美しさに心が動くことは,科学や芸術への目の入り口です。 ご家族でチャレンジください。

 

スクールカウンセリングのお知らせ

八軒中学校・南小泉中学校には、スクールカウンセラーがいます。教育相談に関する専門家です。いじめ・不登校のみならず,児童生徒・保護者の相談 教職員への助言等を行っています。それぞれの中学校の他に,近隣の小学校も利用できることなっています。相談ごとのある場合には,直接電話で連絡の上ご相談ください。

八軒中学校スクールカウンセリング日程
5月21日/5月24日/5月28日/5月31日
6月4日/6月7日/6月18日/6月21日/6月25日/6月28日

 

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