【第9号】−平13.8.27−

1学期後半のスタートにあたって −校長 小澤義人−

 長い夏休みも終わりました。今年は比較的涼しい日が多い夏休みでした。大きな事故も無く,大病した子供も無く,全員が元気で登校できたことを皆さんと共に喜びたいと思います。
 34日間の休みを,一人旅に出たり,家族とキャンプをしたり,旅行をしたり,地域の盆踊りやプレーパークに参加したり,大きな工作を自分の力で仕上げたり,自由研究で苦労して調べてまとめ上げたりと様々な体験を通して感動を味わったことと思います。また,太陽の下で元気に遊んだ子供も沢山いたことと思います。
 ともあれ,子供たちにとっては,立派な人間として成長するための貴重な体験であり,試練になることです。どの子も一回りも二回りも大きく成長したことは間違いのないことと確信いたしております。
 長い休み中,無事故で過ごせたのも,偏に保護者の皆様の適切な御指導のお陰です。心から敬意を表し感謝申し上げます。
 さて,今年度から2学期制を試行していますので,まだ1学期中です。1学期の後半がスタートします。29日間ですが,プール納めの会,6年生の陸上記録会,学区民運動会と大きな行事も控えております。また,PTAのバザーもあります。感動の体験が期待できる1学期後半です。夏休み中に鍛えた心と体と知力を確かめてほしいものです。

 

チャイムの時刻(タイムテーブル)が少し変わります

 4月から7月までの学校生活を振り返り,チャイムの鳴る時刻を,夏休み明けから一部変更しました。朝のショートタイムのあとに,健康観察と朝の会(学級活動)の活動を時間的に位置づけるためです。弾力的時間の活用による創造的な授業の工夫は今まで通り続けるますが,3・4校時の間の5分休みのチャイムも復活しました。なお、特別タイムの時には,外遊びタイムと・業間休みを5分ずつ短縮しますので,12:20に授業終了になります。

主体的な遊びへの支援
休み時間は,できるだけ減らさない方向で考えています。
外遊びタイムは,全員が外に出て身体を動かす時間です。
3・4校時の業間休みと昼休みは,外に出て遊ぶことを奨励はするものの,読書やおしゃべり等子供に応じた主体的な時間の使い方を認める時間です。
 本校は,広い校庭と樹木やたくさんの遊具,一輪車など,身体を使って遊ぶことのできる環境が整っています。今後とも,これらを安全面に配慮しながら積極的に活用することを指導していきます。

 

新指導要領はどう変わったのか2(国語)
小学校で学習する漢字の数が減るってホント?

 小学校で指導する漢字は1006字(学年別漢字配当表)で,これまでと変わりません。ただし,漢字の「読み」と「書き」を比べると「書き」の定着の方が時間がかかることから,新しい学習指導要領では,「読み」の指導はこれまで通りとし,「書き」の指導は2年間という時間をかけて,確実に書き,使えるように指導することになりました。
 小学校6年生までに,5年生までの漢字(825字)を確実に書けるようにし,6年生の配当漢字(181字)は中学校で確実に書けるようにします。勿論6年生でも181字分の「書き」の学習もします。
 なお,中学校では,1年生で更に300字程度の常用漢字を読み,900字程度の漢字を書き,2年生では更に350字程度の常用漢字を読み950字程度の漢字を書き,卒業までに,常用漢字の大体(1945字)を読み,1006字を書き使用できるようにするとしています。この漢字の数は,昭和56年に常用漢字表が制定され,「学年別漢字配当表」(かつて教育漢字と呼ばれた)ができてから変わってなく,「1006字を確実に書く」は現行の学習指導要領とも変わりません。
 このことは,全ての新しい教科書で配慮されることとされています。
 

1階の全ての教室に防犯ベルを設置

 仙台市教育委員会では,全ての小学校の1階の教室に防犯ベルを設置することになりました。
 古城小でも,夏休み中に設置工事がなされ,1階の全ての教室に設置されました。何か異変が起きたときに,赤い防犯ベルを押しますと,ベル音が響くとともに,「ただいま,校舎,1階,において,防犯警報設備が発報しました。」というアナウンスが4回繰り返されます。アナウンスの拡声区域は,校舎内・屋体及び校庭等校地内全域に渡りますので,学校お近くの方々も,非常時には御協力を御願いいたします。
 

夏季プール解放

子供たちの明るい歓声の中,事故なく楽しく,頑張る姿も見られたプール解放が無事終わりました。当番の保護者の方々のご協力と,監視員の方々に心より感謝いたします。

開放日 16日
延べ利用児童数 2530人

 

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