【第11号】−平14.10.11−

1学期のまとめと秋休み

スポーツの秋,読書の秋,食欲の秋,すべてにふさわしい豊かな秋は,1学期のまとめの秋にもなりました。2学期制は,子供たちの学習の習得にとって,効果を生み出してきつつありますが,更に有効な結果にするには,今後とも,学校・家庭・地域の努力が必要です。学期末に当たり,次のことについて一緒にお考えいただきたいと思います。

通信票「あゆみ」について

本校では,「子供のよさや可能性を認め,伸ばす」ことをめざして,日頃の指導が行われています。「あゆみ」もまさに,そのことを確認するものです。本校は,10年ほど前から,個人内評価(本人の力でどれだけがんばったか)を加味した絶対評価(めあてをどれだけ達することができたか)を行い「あゆみ」としてお伝えしてきました。評価項目の一部の手直しはありましたが,基本的には従来の評価の考え方を更に確認しながら行っています。子供たちは,毎日学校で,楽しいこと・やりたいことを十分にしながらも,困難なことや苦しいことにも堪え,日々成長しています。年に2回,「あゆみ」を前に,御家庭でお子さまの成長を喜び・励ます時間を作っていただき,お子さまのよりよい成長につなげていきたいものです。詳しくは,「あゆみ」と共にお渡ししました別紙【通信票「あゆみ」について】をお読みいただきたいと思います。

秋休みについて

明日12日(土)から16日(水)までの5日間,秋休みになります。実際には,体育の日までの3日間の休みに,2日間プラスされただけなのですが,この2日間は,冬休みを短くしてありますので,年間を通した授業日数は,変わらないことになります。季候のさわやかな豊かな秋の5日間,御家庭で工夫された有意義な日々を過ごしていただきたいと思います。お料理を一緒に作ったり,せんたくものを一緒に干したり,窓ガラスを一緒に拭いたりなど,家庭生活にも目を向ける機会にしていただきたいと思います。「どこでもパスポート」も御利用いただきたいと思います。

1学期終業式

5人の子供たちが「1学期をふりかえって」の発表をしました。

1学期をふりかえって 4年

 ぼくは,4年生になってがんばったことを二つ発表します。
 1つ目は,今までできなかった一輪車に乗れるようになったことです。最初みんなが楽しそうに乗っていたので乗ってみたくなりました。だんだん乗れるようになり,2m・3m・4mとすすむようになりました。友達と毎日練習しました。校庭でも乗れるようになりました。これからもっと練習して,バックやアイドリングができるようにがんばりたいです。
 2つ目は,そう合の勉強でキャップハンディー体験をしたことです。ぼくは目の見えない人になりました。アイマスクを付けて白じょうを持ってフォンティーヌまで行きました。グループの人に介助をしてもらいました。介助なしだと,今どこにいる,今どこを歩いているのかなど,全然分からず,真っ暗でこわかったです。この勉強はとてもつらかったです。でも目の見えない人のことが少し分かりました。耳の聞こえない人のお話しも聞きました。その人は,ふつうにくらして人と変わらないということを教えてくれました。ぼくは世の中にはいろいろな人がいるんだなあと分かりました。
 この勉強をして,ぼくがこれからできることは何かなと考えました。それは,
○体の不自由なひとやお年寄りには電車の中で席をゆずること。
○耳の不自由な人が困っていたら紙に書いて教えてあげること。
○目の見えない人が歩くときあぶないから自転車ははじにおくこと。
○信号が青になったら教えてあげること。
などです。困っている人がいたら,声をかけて助けてあげたいと思います。2学期は,どんな勉強をするのか楽しみです。

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