【第9号】−平14.9.2−

貴重な体験を生かす
  校長 相澤兵三

 夏休みが終わりました。学校には,一回りも二回りもたくましくなった子供たちが戻ってきました。その様子(真っ黒に日焼けした顔・笑顔いっぱいの表情など)から,充実した休みを過ごしたことがうかがわれます。
  休み中は,学校を会場にしていくつかの行事がありました。まず,7月25日(木)には,本校のプールを会場にして,近隣校5校の水泳記録会が行われました。絶好のコンディションの中で,子供たちは日頃鍛えた力を十二分に発揮しました。古城小の子供たちも大活躍でした。とくに最後の種目男子200Mリレーでは,見事第1位で,会場大いに盛り上がりました。
  7月27日〜28日にかけて行われた「学校がキャンプ場」もたくさんの親子の参加があり,校庭にテントを張り,肝試しや花火遊びなどで楽しいひとときを過ごしました。8月3日には体振主催の恒例「盆踊り」がにぎやかに夏の夜を彩り,地域の方々の,交流の輪が広がりました。
  1日〜4日の「古城プレーパーク」には,古城小の子供だけではなく,たくさんの子供たちが自然の中にとけ込んで様々な体験をしたことだと思います。
  そして,若林区中央市民センター主催の「モンゴルの風にふれよう」では,体育館にゲル(モンゴルの家)をたて,馬頭琴の演奏を聴きました。その後,モンゴルの食事を作り,みんなで体育館に寝ました。
  こうして,多くの子供たちが楽しい,しかも貴重な体験をしましたが,企画・運営にあたっては地域や保護者の方々の大変なご苦労や努力があったことに,心より感謝申し上げます。子供たちも,ただ楽しかったで終わらずに,その体験を通しての苦労や厳しさを大事にして欲しいと思います。
  これらの催し物を通して感じたことは,古城学区の保護者の皆様(PTA)や地域の方々への学校に対する深い理解と思いの強さです。この連携があるからこそ,子供たちは健やかに育っていくことができるのです。
  夏休み中,各地で子供に関係したいろいろな事件や事故がおきました。胸が痛くなり,涙が流れることもありました。
  こうした悲惨な事故や事件から子供たちを守るためには,温かく見守るだけでなく,厳しくきちんと叱ったり指導できる大人(親・地域住民)であり,地域にならなければならないと思います。
  1学期後半,どうかよろしくご指導をお願いいたします。


千田先生!お世話になりました

 千田博史先生が,9月1日から,仙台市教育センターの指導主事として赴任なさることになりました。
 本校では4年5ヶ月の間,6年・4年・2年・4年生の担任生徒指導主任そして算数のTTとして大変お世話になりました。 今までの先生の御指導に深く感謝申し上げると共に,ますますのご活躍をお祈りしお送りしたいと思います。

 

飯塚和彦先生赴任

9月2日から千田先生の後任としてご活躍くださいます。主に3・4年の算数のTTとしてご指導いただくことになります。


夏休みの成果たくさんに!

・オニヤンマ山でつかまえすぐにがす(沼澤)
・なつやすみいたずらいっぱいしかられる(夏美)
・あそびたいかおをがまんでおわらせた(小河原)

 これらは,4年生の俳句です。それぞれ夏休みのようすがにじみ出ていますね。
各教室の壁や後の棚は,子供たちの作品でいっぱいになっています。今,先生方はなるべくたくさんの作品を各種コンクールに出そうと一生懸命です。
  お子さまと一緒にがんばっているお父さん・お母さんの姿の浮かんでくる作品もたくさんあります。親子一緒に考えたり,採集したり,作ったりすることはすばらしいことで,温かい御家庭の雰囲気を嬉しく感じたりしています。
  しかし,その時大事なことはあくまで主体は子供だと言うことです。せっかく素晴らしい作品なのに子供の姿が見えなくなってしまっている作品は例えコンクールに出しても取り上げてもらえないものです。

 

校木くすのきの葉の好きな(食用とする)虫は何でしょう?

 蝶のエサを求めてくすのきを探していた松森小学校のお友達が,学校のホームページを見て,くすのきの葉っぱをもらいに来ました。その蝶が,東門の3本のくすのきの周りを飛んでいました。ぜひ蝶の卵かさなぎをみつけてください。
<蝶の名>アオスジアゲハ