見ようとする目

校庭や校舎内に「元気」が戻ってきました。
やはり,学校には,子どもたちの明るい声が似合いますね。

先週金曜日の朝会で,私は以下のような話をしました。


今から,20秒間あげますので
この体育館の中にどんなものがあるのか,よく見てください。

20秒経ちました。全員,目を閉じます。

青色は,いくつありましたか?
(子どもたちからは,「え〜,わかんないよ〜」という声)

ではもう一度。今度は10秒で,青色がいくつあるか探してみてね。
(「1こ,2こ・・・」と,子どもたちは数え始めます)

どうですか?
最初の半分の時間しかありませんでしたが
ちゃんと見つけられましたよね。

このように,人間の目,正確に言うと人間の脳は
「これを見よう,これを探そう」というものを
ちゃんと,見つけ出せる力を持っています。

その人が,いつも気にしているものを,ちゃんと見せてくれるのです。

友達の素敵なところ
良いところを探そうと思えば,それが見えてきます。

嫌いなところ
いやなところを探そうと思えば,それが見えてきます。

学校生活も,まったく同じです。
「うれしいな」「すごいな」と思えることや
「ありがとう」と言いたくなることは,実は,たくさんあります。

当たり前と思っていることの中にこそ,それはあるのです。

ぜひ,今日から,自分の目を,自分の心を
「素敵なこと」「嬉しくなること」「ありがとうと言いたくなること」
に,向けてください。

これまで見えていなかったことを,見つけて感じてください。

そうすれば,学校生活はもっともっと,楽しくなります。(ココマデ)


物事のマイナス面や,人の欠点を指摘する目も,必要です。

でも,もっと大切にしたいのは

良さや素晴らしさを,見ようとする目ではないでしょうか。

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