100と30

さわやかな秋晴れの下,2学期がスタートしました。

始業式では「100と30」について話しました。

 目標やめあてを達成するには,続けることが大切です。
 こんな言葉があります。昔の人が言った言葉です。
 「読書百遍意自ずから通ず」
 「難しい本でも,初めは意味が分からなくても
  100回読めば,自然と分かるようになりますよ」
 という意味です。

 また,こんな話も聞いたことがあります。
 ある子どもが,毎日毎日,画用紙に絵を描いていました。
 初めは何を描いているのか分からないレベルだったのですが
 それが100日を過ぎる頃,急に上手になり
 コンクールでも入賞するほどのレベルになったそうです。

 でも,こんな声が聞こえてきそうです。
 「校長先生,100日間・100回という100の大切さは分かったよ。
  でも,100日間とか100回って長過ぎ!」
 分かります。すごく分かります。

 そこで,次の数字の「30」です。
 これは何を意味する数字かというと
 人が,何か初めてのことに挑戦したとき
 「30日間続けると,それは習慣化される」という数字です。

 「習慣化する」というのは
 特に苦労しなくても出来るようになること。
 皆さんはすでに,石けんで手を洗うということは
 当たり前になっていますよね。
 30日どころか,もう1年以上続けていますから
 むしろ手を洗わない方が,居心地が悪いはずです。

この後,100日間や,30日間続けることがつらい人は
友達と励まし合うとか,おうちの人に協力してもらう。
5日間とか10日間という短いゴールを決めてみる。
こんな方法もあるよ,という話をしました。

2学期の授業日数は,1〜5年生は99日間。
6年生は,96日間です。
この数字も,カレンダーを見せながら説明しました。

カレンダーを眺めていると
あっという間に,今年度が終わってしまいそうです。

さて,私の目標は・・・・。
子どもたちに求めてばかりでは,ダメですよね。
がんばります。
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