今日は大崎八幡宮のどんと際,裸参りの日です。

例年,第一中学校の皆さんと共に参加している
八幡小にとっては,大切な行事の一つでもある裸参り。

昨年度は,コロナ禍の影響で,早々に参加を取りやめました。
今回は,参加するために準備を進めていましたが
年が明けてからのオミクロン株の影響もあり
急遽,今年度も不参加を決めた次第です。

奉納するはずだった祈願板の一文字は「愛」としました。

写真は,郡山小学校長として昨年度末に退職された
元八幡小教頭の小野寺 東史 先生に書いていたただいた書です。
奉納が出来なかったので,職員玄関に飾らせていただきました。

教育の原点は愛である。
これは私が学校経営を示す際に,最初に出てくる一文です。

コロナ禍の今,私たちは多くのことを学んでいます。
日常の当たり前が,いかに有り難いことなのか。
人と直接語り合い触れ合うことが,いかに心に潤いをもたらすのか。 
どれだけたくさんの人に支えられ生きているのか。

ヘレン・ケラーは,次のような言葉を残しています。
「この世界で最も美しいものは
 実は見えたり聞こえたりするものじゃなく
 心で感じるものなんじゃないでしょうか」と。

まさに,愛そのものですよね。

何かが出来るとか,出来ないとか
何かがあるとか,無いとか・・・。
そんなことは一切関係なく
子どもは,そして人は,存在そのものが素晴らしいのです。
存在そのものが美しいのです。

これが教育の原点であると,私は思っています。

「理想論を語るな。現実はどうなっているんだ」
こう,お叱りを受けることは承知しています。
力及ばずであることも,心からお詫びいたします。

しかし,教師が理想を語らなくなったら終わりではないでしょうか。
教師が夢を語らずして
子どもたちに夢を持たせることは,できるのでしょうか。

愛のある学校を実現すべく,最後まで努力して参ります。
ご理解とご協力を,心からお願い申し上げます。

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