校長室の窓から見える,紅葉葉楓(モミジバフウ)の大木が
いつの間にか色づき始めていました。
黄色やオレンジ,赤色に染まった色とりどりの葉を目にすると
鈍感な私でも「秋だなあ・・・」と思わずにはいられません。
昨日,2年生の子どもたちが東門のところで葉っぱ拾いをしていました。
すると楽しそうな声の中に
「わあ〜,きれい!」
「ほんとだあ!」
という女の子たちの声が,はっきりと聞こえたのです。
感動しました。
「きれい!」と思えた,その心に。
「ほんとだあ!」と共有できた,その心に。
知識が豊富であれば,見えてくる世界が広がります。
様々なことへの興味関心も,広がることでしょう。
知らないより,知っている方が良いということは,当然かもしれません。
でも私は
知識として,植物の名前を知らなくても
宇宙の仕組みや星座の名前を知らなくても
道ばたに咲く花を見て
夜空に輝く星々を見て
感動できる子どもを育てていきたいと思っています。
秋来ぬと目にはさやかに見えねども
風の音にぞおどろかれぬる
私の大好きな歌です。
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