おじいちゃん!?

3年生が,文化財課から講師の先生をお招きして
「道具はどのように変わってきたのだろう」という勉強をしました。

社会科に「古い道具と昔のくらし」という内容があります。

道具は,人々の願いを実現する形で変化していったことを
カードや画像,そして実物を通して学んだ子どもたち。

全く見たこともない道具が出てくるたびに
「えっ?これ何だあ?」と,つぶやき
それが,現代の○○だと分かったときの
「へえ〜!」という驚きが,見ている私にも伝わってきました。

「道具はどんどん便利になってきたけれど
 昔の物が悪いとか,ダメということじゃないんだよ」
という先生の言葉に,ハッとさせられた私です。

洗濯板は,今でも店で売られていること。
汚れた部分だけが洗える手軽さ。
水も節約できる。
こう教えてもらって,「確かに・・・」と思ったのでした。

炊飯器もそうですよね。
わざわざ昔ながらの「釜炊き」の機能が付いている
高級炊飯器も,販売されています。

「昔の物だって,良いんだぞ!」
と言われると,それを使って育ってきた私は
なんだか,誇らしくなりました。

ただ・・・,道具が使われた年代の説明で使われた
「おじいさん,おばあさん」世代。
「お父さん,お母さん」世代。
「ぼくたち,わたしたち」世代。というくくりで言うと
私に当てはまるのは,そのほとんどが
「おじいさん,おばあさん」世代だった。

という事実に,ちょっぴショック・・・(笑)。

ですよねえ。
白黒テレビだったし,ダイヤル式の電話だったし
洗濯機は一槽式で,洗った衣類は
ハンドルを回すと,ぺちゃんこになって出てきたっけ。

確かに,おじいちゃんだ・・・!

授業の中で,実物を手にした子どもたちの
好奇心いっぱいの表情が,強く印象に残っています。

とても素晴らしい45分間でした。

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