みじかいはり → なんじ
ながいはり → なんぷん
1年1組の教室では,算数の授業の真っ最中。
「なんじ なんぷん」という,時計の見方の勉強をしていました。
入学したばかりの頃は
「長い針が9になったら,○○をしますよ」
という指示で動いた子どもたち。
デジタル時計を見慣れている子どもたちにとっては
なおさら難しいですよね。
時計に書いてある数字は「4」なのに
読み方は「20分」だなんて,「???」となるのも
無理はありません。
ですから,子どもたちは「時計」を手にし
担任も「大きな時計」を使いながら指導をしていきます。
と,ここまでは私が1年生を担任した21年前も同じでしたが
今は違います。
実物投影機というものを使い,教科書や時計そのものを拡大し
大型テレビに映して指導ができるのです。
子どもたちにとっては
自分のものと全く同じ教科書や時計が,映っているわけですから
先生の説明も分かりやすし
どこに何を書けば良いのか,当たっているのか違うのかが
一目瞭然。ぱっと見て確認できるわけです!
小林先生の授業は,こうした利点をうまく使いながら
テンポ良く進んでいました。
私が教室へ入ったのも気付かずに,授業をしていた子どもたち。
それだけ集中している証拠ですよね。
「終了まで,残り○分!」
これが,視覚的にぱっと分かるアナログ時計。
「みじかいはり と ながいはり」の時計を
なんなく使いこなす1年生が,もうすぐ見られることでしょう!
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