「とうとう,この日が来てしまいました」
開会で,5年生が言ったこの言葉を聞いたとき
私は,6年生の子どもたちが
いかに下級生から慕われてきたのかを
あらためて実感したのです。
児童会主催の「6年生を送る会」が開かれました。
1年生と一緒に手をつなぎ
3年生が持つ花のアーチをくぐって入場した6年生。
ステージ正面に並ぶ彼らの顔はみな
誇らしげであり
ちょっぴり寂しそうでもありました。
各学年からの歌やダンスの出し物。
そこに共通していたのは,「ありがとう!」の気持ち。
「休み時間に,一緒に遊んでくれました」
「プールでだっこをしてくれました」
「本当にありがとうございました」
1年生が,精一杯のお礼を込めて伝えた言葉に
目を潤ませていた子もいました。
各委員会のファイルや,市小体のユニフォーム
そして,児童会旗の引き継ぎも行われました。
6年生から5年生へ
八幡小の伝統と誇りが引き継がれたのです。
まさに,バトンが手渡された瞬間でした。
5年生は,特に頑張りましたよ。
会の準備や進行,体育館の見事な飾り付けなど,大活躍!
「来年度も,大丈夫!」と確信しました。
卒業まであと12日です。
残された日々は,決して多くはないけれど
それぞれが,思い出の数を一つでも多くつくってほしい。
こう思わずにはいられません。
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