満開の花びらを身にまとった桜が
子どもたちを優しく迎えてくれた今日，４月８日。
始業式では，以下の話をしました。
ここに，１粒の種があります。
皆さんからは，はっきり見えないほど小さなこの種は
リンゴの種です。
この種はやがて芽を出し，どんどん大きくなります。
この小さな小さな種から生長したリンゴの木。
この木が，１年，２年，そして５年，１０年・・・と
毎年毎年，たくさんのリンゴを実らせますが
その数がいったい，いくつになるのか。
誰も正確な数字を言い当てることはできません。
こんなに小さな種なのに，もの凄い力がありますよね。
ところが，もっと凄い力を持っているのは，皆さんです。
皆さんは，「こうなりたい！」とか「こうしてみたい！」と思ったら
必ずそうなれる・できる力を持っているのです。
リンゴの種からは，リンゴしか出来ないけれど
皆さんは，「なりたい自分」になれるのです。
でも，皆さんが持っている力は，誰かと一緒ではありません。
誰かと比べる必要もありません。
一人一人，みな違うからです。
今日は，新しい学年，新しいクラスでのスタートの日。
今，皆さんは，全員同じスタートラインに立っています。
誰かとの競争ではありません。
今日から始まる学校生活で
皆さん一人一人が持っている力を，存分に伸ばしてください。
そして，「なりたい自分」になってください。
皆さんが本気になれば，必ずなれます。
先生たちも全力で手伝います。
今年も，楽しい１年間にしましょうね。（ココマデ）
写真は，今日の桜と
入学式の準備をする６年生の姿です。
彼らの働きぶりからは，最高学年としての自覚と
やる気が，ひしひしと伝わってきました。
まさに「見事！」のひと言に尽きる姿でした！
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