青空と子どもたち

「次,貸して」
「いいよ」

「だいじょうぶ?」
「ありがとう」

「一緒に遊ぼ」
「うん,みんなでね」

こんな素敵な言葉がたくさん聞かれた
「七ツ森希望の家 合同宿泊学習」。

白はと学級の子どもたちは
国見小,大沢小の子たちと,一泊二日の生活を共にしました。

毎日の学校生活でも
子どもたちは,仲良しの友達と過ごしながら
多くのことを体験し,学んでいます。

その上での,いつもは一緒にいない人たちとの交流。
この体験の持つ意味は,大きいと思います。

「校長先生,お友達ができました!」
と,私に報告してくれた子。

真っ先に遊びたかった遊具。
でも,じゃんけんをしたら負けちゃった・・・。
どうするのかな?と思って見ていたら
ちゃんと自分の順番まで待っていた子。

学校も学年も関係なく
緑の芝生を思い切り走り回り,鬼ごっこに夢中な子。

総勢24名の子どもたちの,それぞれの楽しさは
今日の真っ青な空のようです。

そんな子どもたちの笑顔に触れられて
私まで優しい気持ちになれました。
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歌声が響く

八幡小に赴任して,感動したことの一つが
子どもたちの歌声でした。

力みのない伸びやかな歌声が
体育館全体に響き渡る全校合唱は,圧巻です。

今朝は,音楽朝会でスタートしました。
今月の歌「赤いやねの家」を,みんなで歌い上げたのです。

めあては「口を大きく開けて,やわらかく響く声で歌おう」。
ステージ正面に並んだ6年生は,全校のお手本です。

「やわらく響く声」で,というめあて。
けっこう難しいですよ。
単純に「大きな声で」とは,わけが違いますから。

確認した部分は
♪ちいさいころ ぼくがー♪
♪いまは どんなひとがー♪
というところです。

特に「がー」が難しい。ここで,一気に高音に移るからです。

まずは,6年生が歌います。
さすがに上手い! 鼻濁音もしっかり発音していました。

続いて,上学年(4・5・6年)。
それを見て,聞いている下学年の子どもたち。

こうしてポイントを絞り,テンポ良く指導が進んでいきます。
仕上げは,全校での合唱。
見事に,最初の歌声からレベルアップしていました。

全体の隊形にも,意図があります。
6年生と5年生が,体育館の前方と後方で向かい合うことにより
4年生以下の子どもたちへ,彼らの歌声を聞かせるのです。

この,高学年がしっかりとお手本になれるという姿は
八幡小のすばらしさ,強みだと思います。
こうした流れ,よき伝統があるからこその歌声なのですね。

そればかりではありません。
朝の放送では,毎日「今月の歌」が流れます。
各教室からは,子どもたちの歌声が響いてきます。

歌声の響く学校。
子どもたち,そして先生たちに感謝!
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ドリームメーカー

本日の授業参観・懇談会では,大変お世話になりました。
ありがとうございました。

授業参観後に行った,校長挨拶です。


私はかつて,次のような話を聞きました。

その子は,とても大人しい男の子でした。
中学校3年間,絵を描かせればいつもダンプカーを描いていたそうです。

映画「トラック野郎」が大好きで
将来はダンプの運転手になることが夢でした。

しかし,クラスメイトには
「お前は,ダンプの運転手なんかになれない。第一,免許が取れないだろう」
と馬鹿にされ,教室の隅で泣いていたこともあったそうです。

その彼はいったい,どんな大人になったと思いますか?

驚く事なかれ,社長です。

ダンプカーを十数台保有し,運転手を何人も雇っている会社の社長です。
つまり彼は,自分の夢を実現したのです。

彼が中学校を卒業し,数年後に運転免許証を取得したと知った
中学時代の先生たちは,皆一様に驚いたそうです。
「まさか,あいつが・・・」と。

しかも,彼が会社を設立したのは,あの東日本大震災の直後です。
彼は,自分のダンプを使い,津波で甚大な被害を受けた気仙沼や石巻など
特に,海沿いの地域の復旧・復興の支援を行いました。

来る日も来る日も,ダンプを走らせたそうです。
このような事実があっての会社設立でした。

その方は,こうも話してくれました。
「私たち大人は,子どもたちの夢を奪ってはいけない。
 ドリームキラーになってはいけないのです。
 ドリームメーカーになるべきなのです」

私はこの話を聞いたときの,胸が熱くなった思いを今でも忘れません。

彼は,まさに夢中だっと思います。
ダンプカーが大好きで大好きで,大好きで仕方なかった。
だから,運転手の道を決してあきらめなかった。

夢中になれることを,夢中になれるものを見つけてほしい。

たとえ見つけられなくても
そのための素地となる,様々な経験をしてほしい。

私は,子どもたちがそうあってほしいと思いますし
学校とはそれを提供する場であり
そうならなければならいない場である
とも思っています。

ご自宅に戻られましたら
どうぞ,我が子をたくさん褒めてほしいと思います。

皆さんが見て感じた成長の事実をぜひ,お子さんに伝えてほしいと思います。

最後になりますが
私たち大人が,子どもたちにとってのドリームメーカーとなるために
私たち教職員と保護者の皆様が
同じ方向を見て歩んで行けますことを切に願い
校長の挨拶とさせていだきます。

めでたし,めでたし?

雨のスタートとなった三連休明けの今朝。
すれ違う子どもたちの
「おはようございます!」
という声に,元気をもらった私です。

さて,以下の文章は
2013年度の新聞広告クリエーティブコンテストで
最優秀賞を取った作品のコメントです。(一部抜粋)

「当たり前に使われる『めでたし,めでたし』が
 異なる視点から見れば,そう言えないのでは?
 ということを表現しました」

その作品とは・・・

 『めでたし,めでたし?』
  ボクのおとうさんは,
  桃太郎というやつに殺されました。

※(実際の作品は,幼い文字で書かれており
  文の終わりに鬼の子のイラストが描いてあります)

「幸せとは?」というテーマでのコンテストでした。

再び,作者のコメントから引用します。

「ある人にとって幸せと感じることでも,
 別の人からしたらそうは思えないことがあります。
 反対の立場に立ってみたら。
 ちょっと長いスパンで考えてみたら。
 別の時代だったら。
 どの視点でその対象を捉えるかによって,
 幸せは変わるものだと考えました」

奥が深いですよね。

マスコミをにぎわす,様々な事件や事故の報道。
見方を変えれば,見えてくる世界は,まるで違ってきます。

でも,それだけではありません。

対人間も,同じではないでしょうか。
大人に対してでも,子どもに対してでも
見方を変えれば・・・。

奥が深いですよね・・・。

美味しいわけ

給食の調理場には,冷暖房の設備がありません。

そんな中,この夏の猛暑でも,これから来る寒い冬も
調理員の皆さんは,毎日720名分の給食を作ってくれています。

もうこれだけで感謝の気持ちでいっぱいになるのですが

子どもたちの笑顔が見たい
「美味しい!」「給食大好き!」という声が聞きたい

皆さんが,こんな思いを込めながら作っていることを知り
ますますこの気持ちが強くなりました。
いつもありがとうございます!!

栄養教諭の井幡先生から教えてもらったこと。

汁物の出汁を取るときは
煮干しや鰹節などの天然物を使っています。

野菜や果物は,流水で4回洗います。

「手作り」にもこだわっているそうです。

「作るだけでいい」と考えれば,ここまでしなくても良いわけで・・・。
調理する側だって,その方が楽なはず。
でも・・・,でも・・・!なんですね。

八幡小の給食が美味しいわけです!美味しくないわけがない!

昨日の献立は
さんまの蒲焼き,おくずかけ,ぶどう,ごはん,牛乳
でした。

彼岸の入りということでの「おくずかけ」です。
ご存じのように,宮城県の料理,宮城県の味です。
そして,さんまとぶどうは,旬の食材。

栄養のバランスだけではない,意図的な献立が見事!

給食は単に「お昼に学校で食べる食事」ではありません。
食べるということを通して,多くのことを学ぶことができます。

どうぞご家庭でも,献立表を見ながら
たとえば
「今日の給食の,このおかずだけど・・・・」
と,お子さんと会話していただければ嬉しいのですが。

どうぞよろしくお願いいたします。
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食育の日

昨日の給食は,インドネシアの料理であるナシゴレンが出ました!

毎月19日は食育の日です。
昼の放送では,ナシゴレンのことや,インドネシアという国のこと。
そして,食文化についての説明がありました。

ナシゴレンの「ナシ」は「ごはん」
「ゴレン」は「炒める」という意味だそうです。
つまり,ナシゴレンとはインドネシアのチャーハンのような料理のこと。

主食は,ごはん。(日本と一緒ですね!)
料理には,唐辛子やにんにくなどの香辛料をたくさん使うそうです。

私にとっては,知らなかったことばかりで
味だけではなく,心にも栄養がもらえた気分でした!

給食を通して,様々な食文化に触れられるって幸せなことだなあと
あらためて実感した昨日です。

これまでの食育の日には
7月 沖縄料理(タコライス,もずくとオクラのスープ)
6月 タイ料理(ガパオライス,フォー入りスープ)
5月 青森県の郷土料理(せんべいじる)
が出ています。

さらに,サッカーワールドカップが開催された6月には
開幕日に合わせて,ロシア料理(ストロガノフ)をいただきました。

八幡小の給食は,文句なしに美味です!

給食の時間が来るのを,いつも楽しみにしている毎日。
これからの食育の日も,もちろん楽しみです!
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正しいこと

3日間行方不明だった,2歳の男の子を無事発見!
という嬉しいニュースが流れた中
「2歳児にあめ玉を与えるとは,何事だ」
というコメントが,ネット上を賑わせたそうです。

また,先ごろ行われたサッカーのワールドカップでは
試合後の日本人サポーターのゴミ拾いについて
「美徳」「見習うべき」という報道に対し
「現地の人の仕事を奪うから,決して良いことではない」
という意見も出ていたそうです。

いろいろな見方や考え方があるものですね。
これらの意見に対して,ネット上では賛否両論で・・・。

争いとは,正義と悪の戦いではありません。

正義と正義の戦いです。
これは,国と国との争いである「戦争」も,人と人との争いである「けんか」も同じ。

互いに思っていることは
自分は正しくて(正義),相手が間違い(悪)であるということ。
だから,争いになるのです。
だから,争いが終わらないのです。

吉野 弘さんの『祝婚歌』という詩に

  正しいことを言うときは
  少しひかえめにするほうがいい
  正しいことを言うときは
  相手を傷つけやすいものだと
  気づいているほうがいい

という一節があります。

「正しいこと」は「自分は正しいと思っていること」と
読み換えた方がいいのかもしれませんね。

私はこれまで,何度も失敗をしてきました。
「俺は間違ってない。俺が正義だ」
という思いが,強ければ強いほど・・・。

半世紀以上も生きているのに,まだまだです。

笑顔と元気

児童会が中心となり行っている「あいさつ運動」の様子です。
先週水曜日の朝に行われました。

3か所ある昇降口では,登校してくる友達に
「おはようございます!」
と挨拶する元気な声が響いていました。

計画委員の他に,自主参加の子どもたちも加わっての挨拶。
横断幕には
「あいさつは人を笑顔にする魔法」
「毎日の元気の源あいさつだ」
「あいさつでめざせ元気な八幡小」
と書かれていました。
子どもたちが考えた言葉だそうです。

「笑顔」「元気の源」という言葉が示すとおり
「おはようございます」とか「ありがとう」と言われて
不機嫌になる人はいませんよね。

実際,大勢の人が並んでいる様子に
一瞬恥ずかしそうにする子もいるのですが
みな嬉しそうな表情を見せてくれていました。

定期的に行われる「あいさつ運動」で
子どもたちが,笑顔と元気をあらためて実感し
自分から挨拶することが日常となれば
こんなに嬉しいことはありません。
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心の交流

以下の写真は,昨日の放課後に写したものです。
6年生の教室です。
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これらを描いたのは5年生の子どもたち。
6年生が陸上競技場で奮闘している中,休み時間等に仕上げました。

はたして,6年生の反応は・・・・?
「うれしかった!」
「びっくりした。まさか描いてくれるとは!」
という声が返ってきました。

そして,6年1組ではなんと
子どもたちが「消したくない!」と言ったので
みんなで黒板を背に,記念写真を撮ったのだそうです。

5年生が,6年生へメッセージを贈ったのには訳があります。

実は,野外活動が終わった翌日。
登校してみると・・・・。
そこには,6年生からの「お帰りなさい!」のメッセージが!
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5年生の子どもたちは,いたく感動しました。
ですから今回は,そのお礼も含めてだったわけです。

なんて素敵な子どもたちでしょう!
嬉しいですねえ!!

私が目指している学校とは
まさに,この5・6年生が見せてくれた交流の姿。

友達との関わり。
学年を超えた者同士との関わり。
そして,ここに先生も加わって織りなす,様々なドラマ。

こうした心と心の交流を,私は一番大切にしたいと思っています。
一人では味わえない喜びを
たくさんたくさん経験してほしい,経験させたいと思っています。

学力とは,テストの点数や偏差値だけのことではありません。
私は,「学力=生きる力」だと思っています。

生きる力だからこそ
人との関わりを大切にしていきたい
大切にする子どもに育ってほしいと思っています。

全力を尽くして

市内の41校,約3000名の6年生が
一堂に会して行われた「第2・4地区陸上記録会」。

今日1日,子どもたちはまさに,自分と闘っていました。
自分と同じ6年生が競技をしたり応援をしたりする姿に接して
いったいどんなことを感じ,どんなことを思ったのでしょうか。

きっと,今,その子に最も必要なことを感じたり
思ったりしたに違いないと,私は信じています。

様々な子どもたちの表情に出会いました。

はち切れんばかりの笑顔。
悔しさをにじませている顔。
仲間に届け!と,大声で声援を送る必死の顔。などなど・・・。

単に「記録」という一つのものさしでは計り得ない
大切な何かを経験したはず・・・と思わずにはいられません。

全力で競技し,全力で応援した子どもたち。
帰りのバスでは,ほとんどの子が爆睡していたそうです。
それだけ頑張ったのですよね!

今日の選手宣誓にあった「感謝」という言葉を
今・・・ふと,思い出しました。

指導してくれた先生方,応援してくれた仲間。
そして,励ましてくれた家族。

子どもたちの心の中には
「ありがとう」の言葉と一緒に
いったい,誰の顔が浮かんでいるのでしょう。

保護者の皆様,先生方,これまでありがとうございました。

そして,素晴らしい1日をプレゼントしてくれた
6年生の子どもたち。

感動したよ!ありがとう!
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