最初の質問

「今日,あなたは空を見上げましたか。
 空は遠かったですか,近かったですか。」

長田 弘さんの詩『最初の質問』の冒頭です。

今朝,6年1組の子どもたちへ読み聞かせをしました。

長田さんの詩に
いせ ひでこ さんの味わい深い絵が加わわった
とても素敵な絵本(講談社)です。

いくつもある質問は
読み手によって,心に浮かぶ答えは違います。

でも,たとえ一人の人間が読んだとしても
今日と明日では,答えが違うかもしれません。

ましてや1年後,5年後,10年後と,歳を重ねれば・・・・。

きっと,目に触れる度に,答えはいつも新鮮なはず。
だから『最初の質問』なのかなあ,と思うのです。

詩は,以下のことばで締めくくられています。

「時代は言葉をないがしろにしているーー
 あなたは言葉を信じていますか。」

ぜひ,皆さんにも,手に取って読んでほしい1冊です。

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みんな元気で

先週11日(金)で,1学期が終了。
102日間の学校生活でした。

終業式で私は
・「ありがとう」「ごめんね」を素直に言えた子
・大好きな昆虫のことを夢中になって調べた子
・苦手な筆算や,人前で話すことに挑戦した結果,自信を持った子
を紹介しました。

また
・友達の良いところを見つけようとした子
・仲良しだからこそ,相手に「違う」や「だめだよ」と言えた子
も紹介しました。

そして,ここで紹介した人たちは,決して特別な人ではなく
みんなに,そうなれる力があるんだよ。
ということも伝えました。

どの子も確実に,成長した1学期です。

今は,秋休みの真っ最中。
子どもたちは,どんな風に過ごしているのかな?

17日(木)は,第2学期の始業式です。
みんな,元気な顔を見せてくれることでしょう。

でも,私は,木曜日・金曜日と
秋田県で開催される,校長会全国大会に出席のため
子どもたちには会えません。

来週の月曜日を,楽しみにしています!

たった一人で

「てんしき」を借りてくるよう頼まれた小坊主の珍念。
言葉を忘れないよう
「てんしき,てんしき・・・・」
と,口ずさみながら歩いて行きます。

それを演じる,落語家の今野家 がめらさんの
仕草と声色が面白くて,子どもたちは大喜び!

一昨日行われた,5学年PTA行事での一コマです。

今野屋 がめらさんとは,皆様ご存じ小野 直道PTA会長さんです。
小野会長さんは,市内で開催される「夢教室」でも
講師として様々な学校に呼ばれ,活躍されています。

「てんしき」とは「転失気」と書きます。
意味は「おなら」。
古典落語の有名な演目だそうです。

音響効果も照明の使い分けも
もちろん,大がかりな舞台装置も全くなく
たった一人で
何人もの登場人物を演じ分ける落語の世界。

聞き手は,それぞれが登場人物を思い描きます。
物語に引き込まれていきます。

あらためて,落語の凄さを体感しました。
同時に,「笑い」の素晴らしさにも,感動しました。

みんな,いい顔していたなあ!

落語を聞いた後は,子どもたちが参加しての「大喜利」。
有名なテレビ番組の,おなじみの曲に合わせて
登場した子どもたちは
みな見事な大喜利を披露してくれました。

ユーモアのセンスが,ピカイチの5年生に
これまた感動。

とってもとっても楽しい2時間でした!

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初めてだからこそ

「なんか,楽しくなってきた!」
こんな声が聞こえてきた,5年生の稲刈り。

初めは,鎌を持つ手にぎこちなさがあったのですが
子どもたちは,あっという間にコツをつかんだようで
次々と稲を刈り取っていました。

先週の金曜に行われた,田んぼ教室での一コマです。

でも,稲を束にするのは難しかったらしく
「ダメダメ,やり直しだなあ」というご指導が・・・・。

わらを使って束にするのですが
子どもたちは,戸惑いを隠せません。

ご指導いただいた加美町カミックスの皆さんは
稲の束をくるくると回転させと思ったら
あっという間に,一束の出来上がり!

その手品のような技に,子どもたちはびっくりです。

そして,最後の仕上げである
稲の束で山の形を作ることにも,苦戦していました。

鎌を使って,稲を刈ること。
わらで,稲の束をまとめること。
乾燥させるために,山の形を作ること。

全てが初めての経験だった子どもたち。
しかし,初めてだからこそ
戸惑いや喜び,達成感が味わえたのだと思っています。

稲刈りの活動が終わると,子どもたちお待ちかねの昼食です。

加美町の皆さんの温かい気持ちが伝わってきた
とっても美味しい「おにぎり&豚汁」でした。

お世話いただいた加美町カミックスの皆さん
ありがとうございました。

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「ありがとう」の言葉を

子どもたちの学校生活で,一番身近な存在。
いつも側にいて,もっとも長く生活を共にする存在。
それが担任です。

でも,子どもと担任だけでは,学校生活は成り立ちません。

教師と呼ばれる私たちの他にも
学校生活を支えてくれる人たちがいるからこそ
子どもたちも,私たちも快適な学校生活を過ごせているのです。

今日は,その中から,二人の技師さんを紹介します。

甲田 五輪男さんと,鈴木 栄美さん。
二人は日々,校地内の美化と安全のために働いてくれています。

例えば,子どもたちだけでは,手の届かない箇所の掃除。

これからは,落ち葉の季節ですよね。
お二人は,毎日毎日,校地内の落ち葉掃きをしてくれます。
階段や昇降口,窓などの掃除もです。

その他にも,修理や印刷など
仕事の内容は「子どもたちを指導すること以外全て」
と言っても,過言ではありません。

また,休み時間に限らず
子どもたちに,声をかけてくれる二人。

友達と喧嘩をしちゃった・・・・。
ああ,○○どうしよう・・・・。

こんな時,子どもたちのピンチを救ってくれる甲田さんと栄美さん。
だから,子どもたちとっては,大好きな存在だし
「ありがとう」の言葉を
プレゼントしたくなる存在なのです。

もちろん,私にとっても。
私たちにとっても・・・・。

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本気で

ラグビー日本代表のユニホームを見せた瞬間
子どもたちから,「あ〜!!」という声が上がりました。

日本代表が,ワールドカップで強豪アイルランドに勝った試合を
多くの子どもたちが知っていたのです。

昨日の朝会での話を,抜粋します。

試合を見ていた人たちは,大喜びでした。
涙を流している人もいましたよね。

なぜ,スポーツは見ている人たちを感動させるのでしょう。
ラグビー日本代表のように,試合に勝ったから?
もちろん,それもあります。

でも,結果だけじゃないと思います。
「絶対勝つぞ」とか「あきらめるもんか」という
選手の強い気持ち,本気の気持ち。
こういう気持ちが,見ている人たちに伝わってくるから
感動するのだと思います。

6年生の陸上記録会で,選手はもちろん
声をからして応援する姿や,50蛋を必死に走っている姿に
校長先生は,とっても感動しました。

本気になっている姿,真剣な姿,一生懸命な姿に,涙が出そうでした。

授業も同じです。
先生が出す問題に,本気で取り組む。
友達の話を,本気で聴く。

1学期の終業式まで,今日を入れると9日間あります。
まずこの9日間,皆さんの本気をぜひ見せてください。

1日6時間,全部が無理なら
好きな勉強の1時間だけでもいいのです。
1時間が難しいなら,たとえ10分間でもかまいません。

「この問題を!」「この話合いを!」
これだけでもいいから,本気で取り組んでみてくださいね。


ラグビーに限らず,スポーツの魅力は
「筋書きのないドラマ」という言葉に,集約されると思います。

この1試合,この一瞬に,全てをかけて戦うアスリート。
彼らと自分を重ね合わせることは
子どもたちにとって,難しいことかもしれません。

そして,スポーツの試合と授業は
異なるものであることも承知しています。

それでもなお,「本気」や「あきらめない」という気持ちを
子どもたちには持ってほしいなと思っています。

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