本校の沿革と地域の特色


藩政時代に杉の木が繁茂し,屋敷町として栄えた当地域は,今もなおその面影をとどめ,仙台市の中心部にありながら,一歩裏通りに入ると樹木が生い茂り,静かで落ち着いた雰囲気を残している。一時期,3,000名を超える生徒を擁した本校も,大都市に共通したドーナツ化現象により,生徒数はだいぶ減少してきている。
 学区の中には,県庁・市役所・国の合同庁舎・NHK等を主軸とする政治・経済の中枢が集まり,日頃から活気を呈している。
 また,近くには青葉体育館・仙台市文学館があり,スポーツ・文化施設面での充実も著しい。
 このような歴史的背景と,教育的環境が,生徒の主体性を培い,伝統ある学校に学んでいるという誇りと自信を育て,生徒の自発的な学習活動や意欲的な生徒会活動を展開している。





校歌





校章




昭和22年に仙台市立第四中学校として開校した本校も,昭和24年には仙台市立上杉山中学校と校名を変更することになりました。
 新しい校地に新校舎の建設を見、校名も上杉山中学校と改められるとともに,帽章,バッチも改正しなければならなくなりました。この頃になると,PTAの組織も整備され,PTAの文化部が中心となって新校章を制定することになりました。文化部の役員が集まり,前と同様に生徒からの募集と,学区内の一般の方々からも募集することになりました。募集範囲が拡大されたので応募作品は極めて多数になり,それを全生徒が閲覧して投票によって最終候補作品が絞られました。それをもとにPTA役員が検討し,当時の校長先生の意見を聞いて決まったのが,左のようなものです。