クロスカリキュラムでは学年毎にテーマを設定し
教科の枠はそのままにテーマに関連づけて学習を進めます。
環境教育のクロスカリキュラムについて
中央教育審議会の審議経過報告では以下のように述べられています
環境教育については、社会科、理科、生活科、家庭科、技術・家庭科、
総合的な学習の時間等の学校の教育活動全体を通じて取り組まれて
いるところであるが、特に持続可能な社会の構築が強く求められている
状況も踏まえ、エネルギー・環境問題という観点も含め、さらに充実が
必要とあります。
エネルギー環境教育は,その学習する内容から総合的な学習の
時間おいて学習活動を展開することが考えられます。また,各
教科・領域においてもエネルギー環境教育のエッセンスが多種
多様に散りばめられています。しかし,それらのものはエネル
ギー環境教育を意識したものではなく,各教科・領域をつなぐ
ものはありません。
それら各教科・領域に散りばめられているエッセンスをつな
ぎ合わせる方法の一つとして,「クロスカリキュラム」の手法
を選択しています。
クロスカリキュラムに関して,本校では,「教科横断的にあ
るテーマで共通するものを結合して一体的に教えるカリキュラム」
と位置づけています。クロスカリキュラムにおいては,各教科の
枠は動かしません。したがって,各教科を統合するという形態で
はなく,取り上げたテーマに向けて,各教科がそれぞれの特性を
維持しながらテーマの追究や課題の解決へ向けて,つながってい
く形態をとります。教科等の本来持つねらいが変わることはあり
ません。
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