平成24年度の取組の様子
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【取組1 防災マップの作成と活用】
- 6月8日5校時,授業時間中に震度5強の地震が起きた想定で避難訓練を行った。校庭避難後に引き渡し訓練を行い,引き渡し後は保護者と共に通学路を点検しながら下校とした。@大きな地震がきたら,崩れそう,落ちてきそう,倒れてきそうな所はないか A交通事故にあいそうな危険な交差点や道路はないか B危険な川や沼などはないか C子ども110番の家はどこにあるか という四項目について,「わたしの防災マップ」に児童に記入させた。それを集約して、学区内のマップ「将監西小防災マップ」を作成し、校内に掲示した。また,各家庭配布用のマップも作成した。
- 11月19日には,休憩時に震度5強の地震が起きた想定で避難訓練を行った。その後,地区ごとの集団下校グループに分かれ,防災マップを見ながら集団下校した。地区担当の教員が,登下校中に大きな地震がきたときにどのような行動をとったらよいかを指導しながら下校をした。
【取組2 避難訓練の見直し】
- 「訓練のための訓練」ではなく,より現実的な訓練にするという観点で以下のような見直しを図った。
- 大きな地震のときには電気も使えなくなることが予想されることから,放送機器で避難指示等を行わず,ハンドマイク等で呼びかけること。
- 避難の際に全担任が出席簿を持って避難することは現実的ではない。職員室に非常持ち出し袋を用意し,児童名簿,引き渡しカード,集団下校名簿,メモ用具等を持ち出せるようにした。
- 引き渡し訓練の際には,これまで訓練開始前に長机や表示等を用意して臨んでいたが,今回は,訓練開始されてから職員で手分けして準備するようにした。また,一斉メールも使えなくなることが予想されるので,保護者への連絡方法の一つとして,校門前に貼り紙を掲示し,引き渡し場所等を知らせる訓練を行った。
- 1月の避難訓練では,全校で共通のワークシートを作成し,事前指導を行った。休み時間に地震が起きたらどのような行動をとればよいか,登下校中はどのようなことに気をつければよいか,などを児童一人一人に考えさせてから,避難訓練に臨ませた。
- 防犯訓練や集団下校訓練,避難訓練後には児童一人一人に振り返りカードを書かせ,大切な事を再度確かめさせる手立てとした。
【取組3 防災に関する授業づくり】
- 8月末の学校参観日では,全学級で防災に関する授業に取り組んだ。副読本を利用した授業,着衣泳の授業,アルファ米の試食をする授業等が行われた。地域の方々に防災教育に関心を持っていただく良い機会となり,また,我々にとっても防災に関する授業はどのようなものが考えられるか,防災の授業への取組の第一歩となった。
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