伊達政宗(だてまさむね)                 1 2 3 4 5


■ 豊臣秀吉と対面する政宗 ■
1589年,政宗は,磐梯山(ばんだいさん)のふもと・摺上原(すりあげはら)の戦いで芦名氏(あしなし)をやぶりました。
芦名氏をほろぼし,黒川城に入った政宗は,南東北のほとんどを手に入れたことになります。伊達家の歴史の中でもっとも広大な領地(りょうち)を自分のものにしたのです。
しかし,間もなく東北地方は豊臣秀吉(とよとみ・ひでよし)の支配下に組み入れられることになります。苦労して手に入れた会津の領地は,秀吉の家来・蒲生氏郷(がもう・うじさと)のものとなりました。