ある詩の朗読から

昼休み,職員室には,詩の暗記に挑戦する子供たちがやってきます。
朗々と読み上げた後に渡される合格証を手にした時の子供たちの笑顔に,職員室にいる職員は皆癒されております。一時の幸せを感じる時です。
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さて,詩の朗読といえば…。
23日の土曜日,自宅のリビングで何気なく見ていたニュースの一コマに,私は釘付けになりました。
それは,沖縄県に住む14歳の中学生が読み上げた詩の朗読でした。
題名は「生きる」。
自作の詩を披露したのは,浦添市立港川中学校3年生の相良倫子(りんこ)さんでした。
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(写真:共同通信から)
始まった瞬間から,あまりにも衝撃的で,今でも心から離れません。
詩の内容はもちろんですが,その伝えている場での堂々とした態度に感心させられます。
人で埋め尽くされた会場全体を見渡しながら,言葉一つ一つに気持ちを込め,表現する姿に感銘を覚えます。
これほどのスピーチは,めったに見かけることはありません。
ぜひ時間があるときに,お子さんと一緒に見てください。
字幕の入った動画が,Web上に載っています。詩の内容も,様々な報道機関のホームページに紹介されております。

この少女の訴えを,全世界の人々が聞いてほしい。
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