−200℃の不思議な世界

理科特別授業の第3弾「−200℃の不思議な世界」
本来ならば5・6年生対象でしたが,お願いしたところ「全学年OK」と快諾してくださいました。講師は東北大学工学部の土浦宏紀先生です。ご専門は「超電導」ということで,私自身も興味津々(ワクワク)の内容でした。
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最初は最強の磁石「ネオジウム磁石」の体験。くっ付いているネオジウム磁石を懸命に離そうとしても,子供たちの力では離れません。高学年の子供たちは,磁石の性質を使ってすぐに遊び始めました。
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液体窒素を発泡スチロールの中に注ぎ込みます。スチロールの中は,マイナス200℃の世界です。ボンベから液体窒素が出てくる様子を見ただけで,子供たちの目は釘付けでした。
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−200℃の空間に,膨らませた風船を入れるとどうなるのでしょう?
一人一人が実験をして確かめました。風船はあっという間に萎んでしまいます。箱から出すと,縮んだ風船は,もとに戻ります。
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「バナナで釘が打てます」という名キャッチコピーで有名になった懐かしのCMがありましたが,それを子供たちの前で再現してくれました。(食べ物を粗末にしてごめんなさい)
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超電導現象も,実際に見ることができました。研究所で行われている映像を見た子供たちは思わず歓声をあげていました。
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最後は,余った液体窒素を床にまくと,その現象に子供たちはまたまた大歓声。とても楽しい理科教室でした。土浦先生,ありがとうございました。
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