「晴れている」って?

学校に,活気が戻った今日。
休み時間の校庭に,大勢の子どもたちの姿を見たとき
「あ〜,やっぱりこれが学校だよなあ」と
うれしくなりました。

始業式で,子どもたちに伝えた話の一部を紹介します。

〜ココカラ〜
「晴れている」って,どういうことでしょう?
正解は「太陽が照って,青空が広がっていること」
ではありません。

曇り空でも雨が降っていても,台風の日でも
その雲の上にはいつも太陽があって,青空が広がっています。
雲に隠れて,太陽や青空が見えないだけなのです。

ですから,先ほどの質問の答えは「雲がないこと」です。

「晴れ」を,楽しいことやうれしいこと。
「曇りや雨」を,嫌なことや悲しいこと,としますね。

学校が休みになっていた,この3か月間。
皆さんは,いろいろなことを我慢したり,不安な気持ちに
なったりしたと思います。

今日からの学校生活でも
しばらくの間は,様々なことを我慢したり
出来なかったりして,楽しいことやうれしいことが
続かないかもしれません。

たとえそう思ったとしても「楽しいことや嬉しいこと」は
決して,消えてはいないはずです。

雨が降っている空を見上げて
「この雲が悪い。この雲さえなければいいのに」って
ずっと文句を言っても,何も変わりませんよね。
むしろ,「悪い」とか「嫌だ」という気持ちが
どんどん大きくなるはずです。

でも,曇から目を離し,ふと地面を見たら
きれいな花が咲いていて「ああ,すてき!」って
思えるかもしれません。

見るところを変える,見方や感じ方を変える。
こうすれば,必ずそこには「楽しいや嬉しい」そして
「ありがとうと言える」ことは,見つかるものです。
〜ココマデ〜

どんな状況に置かれても,そこに一筋の光を見い出そうとする
そんな生き方が,問われているのだと思います。

3月までの学校生活では,
このことを問い続け,子どもたちと一緒に考えていきます。

午後からの入学式では
とってもおりこうな1年生の姿に,感動しました!

この様子は,明日お伝えします。

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