歌声が響く

八幡小に赴任して,感動したことの一つが
子どもたちの歌声でした。

力みのない伸びやかな歌声が
体育館全体に響き渡る全校合唱は,圧巻です。

今朝は,音楽朝会でスタートしました。
今月の歌「赤いやねの家」を,みんなで歌い上げたのです。

めあては「口を大きく開けて,やわらかく響く声で歌おう」。
ステージ正面に並んだ6年生は,全校のお手本です。

「やわらく響く声」で,というめあて。
けっこう難しいですよ。
単純に「大きな声で」とは,わけが違いますから。

確認した部分は
♪ちいさいころ ぼくがー♪
♪いまは どんなひとがー♪
というところです。

特に「がー」が難しい。ここで,一気に高音に移るからです。

まずは,6年生が歌います。
さすがに上手い! 鼻濁音もしっかり発音していました。

続いて,上学年(4・5・6年)。
それを見て,聞いている下学年の子どもたち。

こうしてポイントを絞り,テンポ良く指導が進んでいきます。
仕上げは,全校での合唱。
見事に,最初の歌声からレベルアップしていました。

全体の隊形にも,意図があります。
6年生と5年生が,体育館の前方と後方で向かい合うことにより
4年生以下の子どもたちへ,彼らの歌声を聞かせるのです。

この,高学年がしっかりとお手本になれるという姿は
八幡小のすばらしさ,強みだと思います。
こうした流れ,よき伝統があるからこその歌声なのですね。

そればかりではありません。
朝の放送では,毎日「今月の歌」が流れます。
各教室からは,子どもたちの歌声が響いてきます。

歌声の響く学校。
子どもたち,そして先生たちに感謝!
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