職員研修(防災講話)

 放課後、職員研修を行いました。本校事務職員の小野主事から東日本大震災の話を聞きました。当時小学校4年生で、音楽の時間に被災したそうです。父親がバイクで迎えに来てくれたそうですが、自宅に戻る用事があり、あと少し避難が遅れていたら、今ここにいなかったかもしれないと語っていました。
 当日の様子や避難所での生活、いつ学校が始まるのか不安だったこと、当たり前に行われていた心のケアが当時の子供にとってどのように感じられたかなど貴重な体験を聞くことができました。
 高校生になるまで海に行けなかったこと、何も失っていない人に温かくされるのが怖かったことなど、当時者でなければ語れないことがたくさんありました。ただ、知らない人や年齢の違う人と協力して暮さなければならなかった避難所生活に、温かみがあったことも分かりました。
 当時小学生だった方々の体験を今の児童にもしっかり伝えて行きたいと思います。間もなく13回目の「あの日」がやってきます。
102_1114.jpg高森連合町内会の太田さんやSVの横山さんも参加してくださいました。
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