子どもたちのために

先週18日,研究授業についてお伝えしましたが
今日は,仙台市教育研究会社会科部会の授業が本校で行われました。

仙台市教育研究会とは,市内全小中学校の教員がそれぞれ
自分で勉強したい分野を選び,自主的に研修を積む場です。

学校や学年の枠を超え,年に数回集まって授業を見合ったり
話合いをしたりしてます。

社会科部会に所属している4年生担任の村上先生が,5時間目に
「四谷用水を開く」という単元で,全11時間の授業を創りました。

今日はその総まとめの時間。
子どもたちは,「四谷用水は今のままでいいのだろうか」という
テーマのもと,活発に話合いをしていました。

市内から約30名の先生たちが集まり,それに八幡小の先生方も加え
参観者は,教室からあふれたほどです。

自分たちの周りを二重三重に囲む,見知らぬ教師集団。
そんな雰囲気の中で,授業は進んでいきます。

緊張しますよねえ・・・。
でも,子どもたちも,そして村上先生もそんな様子は微塵も見せず
実に堂々としていました。

私は,子どもたちの頑張りを,市内の先生方にも見てもらえて
本当に良かったなあと思っています。

子どもたちに,より良い授業を提供するためには
私たち教師は学び続けなければなりません。それが,研修です。

授業が独りよがりにならないよう,いろいろな人の意見を聞くことが
とても大切だと思っています。

振り返ってみれば,「言われたくない」「聞きたくない」という内容を
突きつけられ,落ち込んだこともありました。

睡眠時間を削って授業の案を作り,自分では「完璧!」と思った授業が
実際にはボロボロの結果に終わり,悔し涙を流したこともあります。

でも,子どもたちが見せる笑顔。
「分かった!出来た!」と喜んでいる様子。
こんな子どもの姿に出会った瞬間
それまでの苦労が一瞬で消えてしまう・・・。これが,私たち教師です。

先生たちが存分に学び続けられる環境をつくるのも,校長の責任なんだと
今日の村上先生の授業を見ていて,あらためて思いました。

良い授業をすることが,子どもたちの楽しい学校生活に繋がるのですから・・・。

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