*仙台市立荒巻小学校ブログ

　２月２６日（金）の３校時に，６年生を送る会を行いました。
　今年は，このような状況のため，３年生が持つ花のアーチをくぐって６年生が音楽室に集合。そこで，５年生の代表児童が司会進行を務めながら，あらかじめ録画した各学年からの出し物を視聴してもらう形を取りました。
　
　１年生は「ＹＭＣＡダンス」。２年生は「やってみよう！ダンス」。あおぞら学級は「ありがとうポーズや５年生からのメッセージ」。３年生は「６年生にまつわるクイズとリコーダー・鍵盤ハーモニカ奏」。４年生は「編集に工夫を凝らしたメッセージ動画」。５年生は「世界に一つだけの花の歌とメッセージ」

　どの学年の出し物にも，優しくかっこよく下級生にとってあこがれの６年生へ「これまでありがとう、中学校へ行っても頑張ってください。」の思いがあふれていました。

　６年生は，画面を食い入るように見つめて感激の表情でした。６年生からは，お返しに「山手町の坂の上で」の歌をＢＧＭに，各学年へメッセージを贈りました。
　お互いの「ありがとう」の思いが伝わるとてもすてきな会になりました。

昨年度5年生の時に，「地域に根ざす曲をつくる」を目標に取り組み，シンガーソングライターの伊東洋平さんと一緒に「山手町の坂の上で」を作りました。
今年はその曲を基にテーマを設定し，8チームに分かれてミュージックビデオの制作を行ってきました。臨時休校が明けた6月から活動を始め，時には意見が合わず，進まないこともありましたが，各チーム試行錯誤を重ね，苦労して作品を仕上げました。そして今日，保護者の皆様を招いて発表会を行いました。
　今回の活動に御協力いただいた伊東洋平さん，沼田佐和子さん，漆田義孝さんに審査をお願いしました。各チーム，ミュージックビデオのコンセプトや工夫した点，自分たちの成長についてまとめ，発表しました。これまでミュージックビデオに掛けた思いや願いが伝わるいいプレゼンテーションをすることができました。
各チームに賞状もいただきました。どのチームも甲乙付けがたい出来となり，審査員の皆さんはかなり悩んだようです。
2年間通した活動で，「やり遂げる」ということを学んだ良い機会となりました。
御協力いただいた地域の皆様，ゲストティーチャーの皆様ありがとうございました。