9月のお話朝会

昔話や民話,童話などには,数々の教訓や生きる知恵などがたくさん込められています。本日の朝会では,昔話中の昔話である「ウサギとかめ」のお話をしました。
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まずは,おさらいです。ウサギとかめの歌といっしょに物語を振り返りました。
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歌が終わると同時に,子供たちに問いました。「どうしてうさぎはかめに負けたんですか?」
子供たちの答えは「油断したから」でした。多くの方々は,子供たちと同じように,この昔話の教訓は「油断大敵」と答えます。これはこれでよいと考えます。
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さて,最近読んだある本の中に,「実はもう一つ大事な教訓がこの物語から見えてくる」という内容が載っていましたので,子供向けにアレンジしてお伝えました。
うさぎとかめでは,「見ているところが違った」ということでした。
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うさぎは何を見ていたのでしょう。Hくんは,「後ろばかり」と答えました。そうです。うさぎが見ていたのは,主にかめでした。だから遅いかめに油断してしまったのです。
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対するかめが見ていたのは何でしょう? Rくんは,「ゴール」と答えました。確かにかめはゴールを見ていたのです。だから昼寝をしていたうさぎに気づいても,自分は休まず,歩みを続けたのだと思います。
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子供たちには,最後に次のようにお話ししました。
「ゴール(目標)は何かをしっかりと見極め,競争相手に惑わされることなく,常にゴールを目指して頑張ることが一番大切です。」
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うさぎとかめのお話でした。
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