大倉夏教室最終日 夏休み前集会

今日は大倉夏教室最終日。子供たちは7日間,暑さに負けずよく頑張ったと思います。いつものように朝の活動を終えた後,音楽室に集まり,夏休み前朝会を行いました。
まずは4月からの活動についての振り返りです。始業式の時に,「明朗進取」についてのお話をしましたが,「明朗」と「進取」という点において果たして自分はどうだったのか,子供たち一人一人に自己評価をするようお話しました
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次は,夏の歳時記のお話です。ここ大倉は昔ながらの風習が残る山間の小さな地区です。大倉で育った子供たちには,日本に代々伝わる行事や習わしをいつまでも覚えていてほしいという願いから,「花火」や「お盆に行われる迎え火,送り火」等について説明しました。
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夏の夜を彩る花火ですが,元は「鎮魂」の意味があります。鎮魂とは,「死者の魂・霊をなぐさめ,鎮めること」です。修学旅行で訪れた東京スカイツリーの傍で行われる有名な「隅田川 花火大会」は,江戸時代に大飢饉と疫病で犠牲になった人々の魂を鎮めるために行ったのが始まりです。
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また,花火のルーツをたどると,ルネッサンス時代の三大発明の一つ「火薬の発明」に遡ること,日本で最初に打ち上げ花火を見た武将は,「徳川家康」「伊達正宗」の諸説があることもお話しました。
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最後はお盆のお話です。
お盆は亡くなった先祖の霊を家に迎え入れ,供養する行事です。先祖を迎える時は,家の前で「送り火」をたきます。お盆の最後の日には先祖に帰ってもらうために,「送り火」をたきます。
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きゅうりは馬の替わりとされ,「早く家に帰ってきますように…」という願いが込められています。なすは牛の替わりです。「少しでも遅く帰るように…」という願いが込められているそうです。
土曜日の定義まつりの後は,大倉の子供たち一人一人にとって,楽しい夏休みになることを願っています。
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