いじめ防止「きずな」サミットの参加報告

 今日は年内最後の朝会でした。感染症予防対策の一つとして,体育館ではなく児童は各教室で,テレビ放送で朝会を行いました。CIMG1577.jpg
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 朝会では,校長先生からのお話のほか,11月の「いじめ防止『きずな』サミット」に学校代表で参加した6年生のわかば児童会計画委員長が,全校児童に向けて参加報告をしました。点線以下に発表内容を紹介します。

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 11月30日に,ぼくは、加茂小学校の代表で「いじめ防止『きずな』サミット」に参加してきました。この「いじめ防止『きずな』サミット」では,仙台市内のすべての小・中学校の代表が集まり,いじめをなくすにはどうすればよいのか話し合われました。

 加茂小学校でも,いじめ防止の取り組みをしています。例えば,あいさつ運動や風の子タイムの活動です。これらは,ふだん仲の良い人どうしや同じクラスの人どうし,といった一定の人とだけでなく,ほかの学年の人など多くの人とあいさつしたり,一緒に遊んだりすることで交流を深め,「みんなと仲良くしよう」という意識をもつことができる活動です。サミットでは,他の小・中学校からも同じような取り組みが紹介されました。

 サミットのグループ討議では,まず,「各学校でいじめ防止の取り組みをしているが,なぜ,いじめがなくならないのか」について話し合いました。ぼくが話し合いに参加したグループでは,「からかいといじめの境目が分からないから」「自分には関係ないと思っている人がいるから」という意見が出されました。

 この意見を受けて,次に,「自分たちは,いじめ防止に向けて何をしていけばいいのか」について話し合いました。この話し合いでは,「自分がされていやなことを一人一人に書いてもらい,それをまとめて読み合い,こんなことをされると友達はいやなんだなということを理解し合うのはどうか」とか「友達どうしの遊びの中で,誰かの様子が少しでもおかしいと感じたら,大丈夫だろうと甘く考えないで,声を掛けるようにしてはどうか」という意見が出されました。

 相手が「苦しい」「いやだ」と感じたら,それはいじめになるのだという意識を強く持ち,誰かの小さな異変に敏感になって,まわりの友達や先生方の力も借りて,いじめを止めることが大事だと思います。

 これからも,加茂小学校では,あいさつや遊びなどの交流で友達とのきずなを深め,みんなが仲の良い,みんなが楽しいと思える学校にしていきたいと思います。
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 年内の登校日は今日が最後となります。児童たちがここまで大きな事故もなく過ごせましたこと,いつも見守っていただいている地域の皆様,保護者の皆様に感謝申しあげます。

 どうぞよいお年をお迎えください。
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